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記事全文を読む→日本名輪会・山口健治の「江戸“鷹の目”診断」/ラインができる深谷が断然の本命!
【「伊東記念」ヤマケンが注目する「決勝戦進出」有力候補12人!】◎深谷知広/○新田祐大/▲北津留翼/△寺崎浩平/岡村潤/成田和也/木暮安由/坂口晃輔/原田健太朗/渡邉雄太/小林大介/上田尭弥
たとえ2班でも、前走で結果を残した選手を軸にするのは有効な車券戦術だ。
「伊東記念」(12月16日【木】~19日【日】)は、地元勢が20人を超える大所帯。そのトップはもちろん深谷知広だが、各地区から実力者が参集し、師走の33バンクで激戦が連続する4日間になりそうだ。
断然の本命に深谷を推す。今年優勝したのは前々走の伊東(【1】【3】【1】)だけだが、GIで2度決勝戦に勝ち上がっている。ここはラインができるだけに戦いやすく、圧勝劇まであってもおかしくない。
SS班として最終戦になる新田祐大が怖い。前走の松山記念(【1】【1】【1】【2】)の決勝戦は僅差2着。ここも一気のまくりで逆転を狙う。あとは一発ある北津留翼と、寺崎浩平の台頭とみた。
円熟の差し脚で成田和也が奮戦している。かつては失格も辞さなかったファイターが気迫で圧倒し、タテ脚一本にかけている。活躍の主戦場はFI戦になっているが、8月のオールスターでは、4年ぶりにGIの決勝戦に乗った。印は回らなかったものの、福島コンビで新田の後位。余力を残して直線勝負にかける。
原田研太朗は大舞台のファイナルに登場すること、実に6度。GI覇者に最も近い選手と期待されながら戴冠できずにいるのは、温厚な性格に尽きる。勝負に徹すればチャンスは巡ってくる。
【大穴この1車】
東龍之介(神奈川・96期)は、ラインのガード役としてヨコを戦いながら先行を残し、しかも高配当を出す仕事人だ。その好例が9月青森記念の【3】【1】【2】【7】。初日の2万円はラインでワンツースリー。2日目の2万円は先行が3着。準決勝の1万円は勝った深谷に離されながら現地集合している。GIIIでは4月の川崎記念3日目2着(3万円)から青森までの4場所で、必ず1戦は万車券に絡んでいる。ここも手広く網を仕掛けておきたい。
【狙い目の伏兵3人】
東の前を走るかもしれない青野将大(神奈川・117期)が、着実に力をつけてきた。ここ2場所は、FI戦とはいえ決勝戦に進出している。初日に好走すれば勢いに乗る。
青野と同期の櫻井祐太郎(宮城)は今期が初のS級。決まり手は逃げが100%だが、初戦はつまずくことが多く、狙いは後半戦だ。
岩谷拓磨(福岡・115期)は、1月の特昇から1年余で1班に昇班する成長株。GIIIは2度準決勝を経験し、前走の和歌山は【1】【2】【7】。予選は突破できる。
山口健治(やまぐち・けんじ):1957年1月、東京都荒川区生まれ。競輪学校38回生卒業チャンピオンとしてデビュー。主なタイトルは日本選手権、競輪祭(2度)。09年1月引退。現在「スポーツ報知」評論家。
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