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もうすぐ北京五輪ですね。羽生結弦さんの活躍が楽しみです。実は私もかつて、オリンピックの選手でした。メダルも獲得しましたが、引退後は当該競技のスポーツ教室以外、他の分野でいまいちキャリアを見出せません。国からの支援もありません。将来のアスリートたちが心配です。
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アスリートのセカンドキャリアは、そこかしこで課題としてよく聞きます。この元五輪メダリストからは直接、僕に連絡があったのですが、オリンピアンですら引退後のセカンドキャリアに迷っているというのは衝撃です。
そういえばプロサッカーの本田圭佑選手が、元アスリートのセカンドキャリアを応援する「転職サイトNext Connect(ネクコネ)」の公式アンバサダーになっていました。そのサイトのインタビューを読ませて頂いたのですが、まさにぴったりのことを話されていました。
それによると、Jリーグなどプロスポーツ協会では選手のセカンドキャリアをサポートするといった機関が設けられており、選手はそこに登録しておいて年会費を支払うのが現実だとか。それに対して本田選手は、
「そういった情報をしっかり提供できるプラットフォームがあるのが大事。プロ選手が、現役のうちにセカンドキャリアをディスカッションできるような場、機会があれば、自分たちの次のステージのことをもう少し冷静に考えられる」
というのです。Jリーガーに限りませんが、どんなスポーツ選手にも必ず引退という未来が待っています。では、引退後はどうするのか。そんな悩みを口にすると「引退を考えてプレーしているのか。そんなやつはプロじゃない!」と叱責されることも否めないのが現実だとか。
とはいえ、やはり僕も本田選手と同じことを考えています。現役時代、いや、もっと遡って学生時代からセカンドキャリアのことを考え、リスクヘッジをするべきなんです。もしもそのような教育があったら、自分もあのスポーツを諦めなかったのに、という人もいらっしゃいますよね。あるいは自分の子供をプロサッカー選手や野球選手にさせたいけど、つぶしが効かない。だからサッカーも野球もほどほどにさせている、という親もいます(実力はさておき)。それではホントに夢がない。
そこで僕はスポーツ庁に投げかけてみました。
「小学校、中学校の運動部などの顧問として、引退したアスリートが子供たちに教えているケースがあります。一般的に顧問には教員や地域のボランティアの方が携わってくれるのですが、それがプロ経験者であれば成果も上がります。とはいえ、国からの予算がそこに潤沢に流れていない。それが今後の課題です」
予算はぜひつけてください。引退後、当該競技の指導者としてではなく、ビジネス界で活躍する元アスリートも増えました。アスリートとしてのキャリアに依存せずにセカンドキャリアをポジティブに捉え、なおかつ当該競技に関しては国が支援する。メダル獲得率の高い日本だからこその理想を叶えてほしいですね。
宮崎謙介(みやざき・けんすけ)◆1981年生まれ。早稲田大学商学部を卒業後、日本生命などを経て12年に衆院議員に(京都3区)。16年に議員辞職後は、経営コンサルタント、テレビコメンテイターなどで活動。近著に「国会議員を経験して学んだ実生活に即活かせる政治利用の件。」(徳間書店)。
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