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記事全文を読む→沖縄米軍基地「辺野古移設バトル」に俊英論客4人が剛腕提言(4)経済評論家・三橋貴明
普天間を見下ろせる山に登ると誰でもわかるのですが、基地が町の真ん中にあるんです。こりゃダメだと。厳密には基地の周りに町ができちゃったんですけど、どう考えてもすぐに移さないといけないというのはわかります。危ないじゃないですか。しかも、あれがあるせいで沖縄では、電車などのインフラを整備することができないのです。
自民党の支持者の中にすら「最低でも県外」と言う人がいるのです。なぜか?「県外」と言う人は普天間基地を「県外」に移設できないとわかっているのです。「県外」と言えば、基地は動かない。本来だったら、安全保障という意味では「辺野古に移しましょう」で終わりなんですよ、ところが、それも困るわけです。普天間基地があることによって地主さんたちは潤っているのですから。基地の使用料が入ってくるので、彼等は普天間から出て行ってほしくないんですよ。そこに沖縄県外から来た、とにかく日本が嫌いな左翼たちが便乗しているので問題が非常に複雑になるのです。
唯一、違ったのが鳩山(由紀夫)さん。あの人は妄想でできると思ったのでしょうね。
「最低でも県外」というのは、ある意味「ビジネス」ですよね。基地から所得を得ているわけですから。名護市長選では反対派が勝ちました。本来は県の問題なので、市は関係ないのですが、みみっちい抵抗をするとは思います。考えなければならないのは、安全保障は国家全体の話ですよ。政府は、沖縄の負担が重いというのはわかりますので、しかし、その分のお金を出しています。その前提で、どうしましょうか、ということを考えるべきなのです。
やはり、普天間基地の移設問題は、現実としてお金で解決するしかないでしょうね。これはもうしょうがないですよ。あとは説明することです、安全保障だからしかたがないでしょう、辺野古に移転して、普天間が安全になるからいいでしょう、と。「県外移転とか言っているけど、普天間の移転を望んでいないんでしょ」と、ズバリ言うべきなんです。もちろん政治家が言ったら総バッシングを食らうので、言論人が言うべきですよね。
本来、国家は安全保障のためなら土地の強制収用をしてもいいのです。日本政府は現在までやったことがないのですけど、外国だと平気でやりますから。
土地代も入らない強制収用という武器を見せつつ、お金を落とし所にして解決するのがいいんじゃないかと思いますけど。
この問題が長引けば、日米安保にもひずみは出てきます。鳩山さんが1回やっちゃっているから信頼関係を失いますよね。
まずは普天間から辺野古に移そうよと、そして県外移転のことはそのあとで考えようと、優先順位を考えて対処しなければ、この問題は解決しませんよ。
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