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記事全文を読む→篠塚和典が藤田監督に「直訴」!中畑清“有終の美”本塁打の裏の「熱いドラマ」
1989年、藤田元司監督(故人)率いる巨人と仰木彬監督(故人)率いる近鉄の日本シリーズは、3戦目に先発した近鉄の加藤哲郎氏の“巨人を見下す発言”がヒーローインタビューで飛び出し、これが巨人ナインの闘志に火をつけたとされ、3連敗からの4連勝と巨人が劇的な逆転日本一を見せた。
劇的と言えば、日本一を決めたこの第7戦。この年で引退を表明していた中畑清氏が6回に代打で起用され、吉井理人投手からホームランを放ち、有終の美を飾ってもいる。そして、ある選手が、中畑氏の代打起用を藤田監督に「直訴」していたことが明かされた。
それは、巨人で活躍した元プロ野球選手・槙原寛己氏のYouTubeチャンネル〈ミスターパーフェクト槙原〉の、1月8日付け投稿回でのこと。同回に出演した中畑氏によれば、直訴したのは、現役時代「安打製造機」とも呼ばれた篠塚和典氏だったという。
セカンドのポジションとレギュラーを掴みかけた篠塚氏にとって、81年に転機が訪れる。原辰徳氏の入団だ。原氏はセカンドを任され、篠塚氏は開幕ベンチスタートとなった。ところが、シーズン途中でケガをしたサードだった中畑氏に代わって原氏がサードに、そして篠塚氏がセカンドに収まったのである。ケガ復帰後の中畑氏はファーストを守ることになったが、一塁手として82年から7年連続でゴールデングラブ賞を受賞したことを思えば「天の配剤」だったのだろうか…?
話を戻すと、中畑氏によれば、篠塚氏はこの時、「ケガをしてくれてありがとう」との恩義を中畑氏に強く感じていたようだ。そして、それゆえの日本シリーズでの藤田監督への異例の「直訴」であったようだ。
また、中畑氏の代打の直前、原氏が2ランホームランを放ち、点差にゆとりが生まれたことも中畑氏を代打に立てることにつながった。そして有終の美を飾るホームランになったのだと中畑氏は振り返っている。原氏、篠塚氏、中畑氏の数奇な縁を感じる、「中畑氏の引退直前の奇跡」が語られる味わい深いトークであった。
(ユーチューブライター・所ひで)
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