“ミオパン”ことフジテレビの松村未央アナ(27)が、陣内智則(39)とのお泊まり交際を報じられた。初めてのロマンスながら、局内からは冷ややかな声が相次いでいるのだ。
2人の交際を報じたのは、1月24日発売の「フライデー」だった。松村アナは、1年ほど前から交際をスタートし、昨年のクリスマスイブも陣内の自宅で過ごしたという。芸能記者が語る。
「2人が知り合ったのは、合コンだった。若手芸人が主催する飲み会で紹介され、仕事の悩みを相談しているうちに交際に発展。『フライデー』では、モデルの小林真由(23)との二股ぶりの一部始終も撮影されていたが、陣内はミオパンが本命と交際宣言。準レギュラーの番組では『プロポーズする』と結婚を視野に入れていると、公言しました」
人気アナに突然、降って湧いたスキャンダル報道に、フジテレビからは批判的な声が相次いだ。
制作会社スタッフが語る。
「実は、松村アナの局内の評判はそれほどよくないんですよ。というのも、入社1年目に将来を嘱望されていた彼女は、加藤綾子アナ(29)の『カトパン』の後を継いで『ミオパン』と命名され、看板番組の担当を任された。ところが、もともとスポーツキャスター志望だった松村アナは、この扱いに反発。『ミオパンなんてタレントみたいな扱いはされたくない』と周囲にこぼしていた。それどころか、新人はまずバラエティで鍛えるフジテレビの社風にも背を向けて、早くスポーツ番組がやりたいと公言して、先輩や上司から『使いにくい』と煙たがられたほど。それだけに、二股報道にも同情的な意見はまったくなかった」
実際、スポーツ局では、すでに開催を控えたソチ五輪に向けてスタッフが準備に追われる日々。松村アナも連日、外国人選手の名前を暗記したりするなど特訓中のやさきの交際報道に、かなり落ち込んだ様子だと言う。
フジテレビ関係者が声を潜める。
「彼女は、ようやく念願かなってソチ五輪でも現地からレポーターとして登場する予定だっただけに、スポーツ局の上司からは、『選手より注目されてしまってはタイミングが悪すぎる』と先行きを不安視されている。それどころか、もともとプライドが高いので、同僚から『フライデー見たよ』と言われて、涙目になってしまい、誰もその話題について触れられなくなったといいます」
だが、これも“自業自得”と言うのは、前出の制作会社スタッフだ。
「松村アナはバラエティ番組を見下して、スポーツ番組中心にシフトしたのに、よりによって芸人とつきあっていたとはシャレにもならない。お堅いキャラクターで社内で通っていただけに、かなり旗色は悪く、社内でも『フリーになる日も近いね』と言われています」
鳴り物入りで局アナになったミオパンの初スキャンダルに、女子アナ評論家の丸山大次郎氏がエールを送る。
「『FNNスーパーニュース』のスポーツコーナーでは、『すぽると!』みたいにスポーツニュースをただ流すだけじゃなく、もう少しコメントを言うような仕事もやっているので、キャリアとしては問題ない。その集大成で、ソチ五輪の現地中継キャスターに選ばれたんだと思うんですね。ただ、局側としてはバラエティを続けてほしいと思っている。テレ東の大橋未歩アナみたいにしたいというのが本音でしょう。実は09年に、『ミオパン』にゲスト出演した有吉弘行(39)がおもしろい予言をしているんです。番組内でミオパンにあだ名を付けているんですが、それが『早めのフライデー』。つまり、有吉いわく『(スキャンダルに)気をつけてくださいねー』と言っていましたよ。どうしても、同じくソチ五輪キャスターの三田友梨佳アナ(26)に注目が行きがちだったんですけど、今回のスキャンダルでミオパンは注目を引き戻したと見ています」
スキャンダルで真価が問われるミオパン。ソチ五輪では、“満点の実況”を見せてくれるのだろうか。