スポーツ

王も長嶋もそうだった!?“豪快凡退もアリ”掛布雅之の「理想の4番」論が深いッ

 元巨人の江川卓氏のYouTubeチャンネル〈江川卓のたかされ【江川卓 公式チャンネル】〉に、元阪神タイガースの掛布雅之氏が出演。近年ではチームの勝利に徹するあまり、「ワガママな4番バッターって、もうちょっといてもいいんじゃないかなって思うわけ…」と持論を口にした掛布氏。その深意とは…?

 同チャンネルの2月4日付け投稿回〈【江川卓×掛布雅之】巨人・阪神ライバル対談!掛布から見た江川卓!理想の4番とは?〉でのこと。掛布氏は、例えばノーアウトランナー1、2塁の場面で、右バッターの場合、送ることに徹するのではなく、「ワガママな(強い)ショートゴロ(を打ち)…(結果)ダブルプレー。そんな4番バッターがほしいんだよね」と語った。何でも、4番が小手先でつなぐ野球を心掛けると、次の5番に多大なプレッシャーをかけることになり、もし4番がダブルプレーに終われば、むしろ5番は楽な気持ちで打席に立てることから結果につながるケースが多いと口にした掛布氏。自身が4番の時には、5番の岡田彰布氏にそういうつもりで渡していたそうだ。

 また、王貞治氏、長嶋茂雄氏、山本浩二氏といった歴代の4番打者はみなそうだったとも語る掛布氏は、特に左バッターの王氏が打席に入った際、三塁手の掛布氏は「王さんの時なんか全く緊張しないから。絶対、(打球が飛んで)来ないだろうと思ってる」と振り返ったのだった。

 2年連続で本塁打王と打点王の二冠に輝いた巨人の岡本和真だが、今一つ世間の評価が低いのは日本一を逃がしていることもあるのではないかとも掛布氏は指摘していた。岡本が今後「ワガママな4番」に変貌するかどうか…などと動画を見て感じたしだいで、今シーズンの野球観戦の楽しみが増えた思いだ。

(ユーチューブライター・所ひで)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
あの「号泣県議」野々村竜太郎が「仰天新ビジネス」開始!「30日間5万円コース」の中身
2
3Aで好投してもメジャー昇格が難しい…藤浪晋太郎に立ちはだかるマイナーリーグの「不文律」
3
「コーチに無断でフォーム改造⇒大失敗」2軍のドン底に沈んだ阪神・湯浅京己のボコボコ地獄
4
【大騒動】楽天・田中将大が投げられない!術後「容体不良説」も出た「斎藤佑樹との立場逆転」
5
完熟フレッシュ・池田レイラが日大芸術学部を1年で退学したのは…