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記事全文を読む→宮崎謙介<巷の陳情>突撃調査隊「葉巻文化が消滅してしまいます」
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私はシガーを扱う業者ですが、コロナ禍でシガーが入ってこなくて困っていたところ、ウクライナとコロナの問題で、さらにモノが入ってきません。特にキューバ産は物流がストップしています。売る側も困っているということは、吸う側も困っているのでは。このままでは文化が潰れます。
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コロナ時代になってからシガーバーが潰れ始め、さらにウクライナとロシアのことでより葉巻が入ってこなくなったと、僕の周りでも嘆いている人がいました。特に葉巻の名産地であるキューバはロシア支持国のせいか、ご指摘のように、キューバ産が全然入ってこないようです。
いやいや葉巻なんてなくたっていいでしょう、と言う人もいます。シガー人口は少ないし、一般的な嫌煙家にしてみたら当然です。が、葉巻は文化であり、嗜好品です。お酒を飲むのが好き、パチンコを打つのが趣味なように、葉巻でストレスを発散したり、リフレッシュしたりする人もいます。麻生太郎副総裁がシガー愛好家であることは有名ですし、JTが皇室に献上する特別な葉巻を作っていることも事実として存在しています。いまだ葉巻がなくならないのは、それが貴重な賜物だからなのでしょう(麻生さんはともかく)。最近は若い女子の間で、タバコは吸わないけどシガーなら吸いたい、というマニアが増えていることも聞きました。煙を嫌がる人への気遣い、シガールームやシガーマニアのためのバー、カフェなどで吸うマナーさえ守れば、誰もその人の趣味を剥奪することはできません。
さて、キューバ産の葉巻が入ってこない問題をどうしたらいいのか。これは難しい。キューバの問題は解決しようがないかもしれません。ウクライナとロシアの争いが収まったとて、きっとお酒同様、需要に見合った分が日本にあてがわれるだろうとは楽観視できません。そうなると、葉巻業者やシガーバーは今以上に潰れるかもしれないので、葉巻しか扱えない業態を早々に変更するしかないかもしれません。
僕も議員時代、ダンディな先輩議員から「葉巻は心身のリフレッシュになるから、ちょっと吸ってみますか」とお誘いを受けて、シガーバーで甘いラム酒とともに、くゆらせたことがあります。確かにその時、けっこうリフレッシュできました。それで明日への活力が見出せる人がいるならそれは文化だし、僕もなくなってほしくはないのです。
タバコ人口が減ったこの世の中であえて、もっと葉巻やタバコへの理解を深めてみたらどうでしょうか。タバコを含めた愛煙家たちが、どうしてタバコを吸いたい時に小さな喫煙ルームに追いやられてしまうのか。おかしくないですか。駅近にある透明な箱のような喫煙ルームや、カフェの喫煙ルーム‥‥小さすぎませんか。僕の息子が路上の喫煙ルームを指差して「あの煙もくもくの小屋は何?」と目を丸くしていましたよ。
タバコにしろ葉巻にしろ、高い税金を払っているわけで、ちゃんとした大人の空間を作ってあげませんか。人への優しさを忘れず愛煙家と嫌煙家が歩み寄る、そんな世の中になってほしいです。まずはウクライナとロシアに平和を。
宮崎謙介(みやざき・けんすけ)◆1981年生まれ。早稲田大学商学部を卒業後、日本生命などを経て12年に衆院議員に(京都3区)。16年に議員辞職後は、経営コンサルタント、テレビコメンテイターなどで活動。近著に「国会議員を経験して学んだ実生活に即活かせる政治利用の件。」(徳間書店)。
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