スポーツ
Posted on 2022年04月21日 17:59

高津にできてなぜ矢野にはできない!? 「ノムラの教え」をめぐるOBの諫言

2022年04月21日 17:59

 阪神・矢野燿大監督は、今こそ師である故・野村克也監督の教えを思い出すべきではないか。そんな声が漏れ聞こえている。

 阪神が開幕から苦しんでいる原因は確かにあるだろう。2年連続セーブ王に輝いたロベルト・スアレスの退団、エース・青柳晃洋も新型コロナウイルス感染症により出遅れた。だが、セ、パ各球団ともにそれぞれに問題を抱えながら、ペナント制覇、日本一を目指している。阪神だけが大きなハンディを背負って戦っているわけではない。

 もちろん、数字上は巻き返しのチャンスは残っている。そのためにはトレードや新外国人選手の獲得などもひとつの手だろう。だが今のところ、

「阪神にはそんな動きはない。静観している」(スポーツ紙デスク)

 では、指揮官である矢野監督自身が、何らかのアクションを起こさなくてはいけない。それはチーム全体が現状を打破するため、考え抜くことだ。

 現在のペナントレースの状況では、阪神は間違いなくセ・リーグの弱者である。野村氏はヤクルトでも阪神でも楽天でもミーティングで「弱者が強者と戦う時は、対等に勝負しようと思ってはいけない」と話していたという。だが奇襲ばかりでも、相手には見破られる。機を見て奇襲を仕掛けるのが「弱者の常套手段」というのが「ノムラの教え」だ。

 4月19日の横浜戦。ノムさんが矢野監督に伝えていた「様々な局面で相手が何を仕掛けてくるのか考えて、徹底的に相手の嫌がることをする」という教えを実践したのは、敵将・三浦監督の方だった。

 先発ロメロが4点を奪われた後の、2回の攻撃。1点を返してなおも一死満塁で、代打・宮本を送った。さらに1点差に迫った4回一死二塁からは代打攻勢をかけ、早々と同点に追い付いた。

 三浦監督の予想外に早い仕掛けに、矢野監督の投手交代が後手に回ってしまったのは確かだろう。

 昨季、これもノムさんの教え子だった高津臣吾監督率いるヤクルトが、前年最下位から日本一に輝いた。それだけに「高津にできたことがなぜ、矢野にはできないのか」という声が、球界OBたちから出始めている。

(阿部勝彦)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年11月02日 15:30

    脳梗塞で療養中だった伊達みきお(サンドウィッチマン)が、10月31日の「サンドウィッチマンザ・ラジオショーサタデー」(ニッポン放送)で、2カ月ぶりに復帰した。「さあ、時刻はお昼の1時を回りました。こんにちは。サンドウィッチマンの伊達みきおで...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年11月04日 13:00

    泉ピン子が訴えられた。映画製作会社「HumanPictures」が11月3日、所属監督の映画「AYUMI」と「養父」に出演したピン子に対し、損害賠償を求め2日付で東京地裁に提訴したと、公式Xで公表したのだ。問題が発生したのは、10月23日に...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    芸能
    2026年11月05日 17:00

    毎日のように見聞きする「不正アクセスによる情報漏洩」のニュース。もはや情報漏洩していない企業のほうが珍しいんじゃないのってくらいだし、それどころか官公庁にまで被害は及んでいる。三菱UFJフィナンシャル・グループが、2027年3月までの開業を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/10/27発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク