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球団スタッフが語る。
「現在も阿部コーチが“監督候補”であることに変わりはありません。今シーズン中も、原監督が阿部コーチにオーダーを決めさせることもしばしばで、パワハラや過去のスキャンダルなどスネに傷を持ちながらも、生え抜きのスター選手を監督に担ぎたい球団幹部の思いは根強い。ただし、来年となれば話は異なります。準備期間に乏しく監督に就任してしまえば、16-18年シーズンに暗黒期と化した高橋由伸氏(47)の二の舞になりかねない。満を持して阿部体制を敷くまでのつなぎの監督として、元木大介ヘッド兼オフェンスコーチ(50)の名前が挙がっているんです」
隠し球やしぶとい右打ちでクセ者と評された野球脳はもとより、今やガヤ芸人さながらにベンチを盛り上げるムードメーカーとしても常勝軍団に欠かせない存在だ。
「若い選手からすれば、選手時代よりもクイズ番組出演時のおバカタレントの印象のほうが強い。それでも、変なプライドを持たずに自らイジられ役を買って出ているんです。最近は、主将の坂本勇人(33)をケガで欠いて、葬式のごとく静まり返った内野陣にゲキを飛ばしています。釣られたのか、内気でおとなしい岡本和真(25)も声を出すようになりました」(球界関係者)
単にやかましいだけではない。相手投手のクセを盗む選手時代の十八番は、コーチ業でも存分に発揮されている。
「選手の心を掴むのが上手なんです。コーチに就任した当初、主力野手たちを個別に飲みに連れ出して密にコミュニケーションを取ったのは有名な話。試合休みの月曜日に2軍球場に顔を出してはファームの選手を視察することもしばしば。特に調整中の外国人選手には『フォローしないと拗ねる』と腐らせないよう気配りを欠かしません」(スポーツ紙デスク)
昨季途中に日本ハムからいわく付きで加入した中田翔(33)をチームに溶け込ませたのも、元木コーチの手腕だという。
「同学年の丸佳浩(33)や小林誠司(32)に呼びかけて、中田が孤立しないように努めました。選手の心身のコンディション不良にもいち早く気づいて報告を上げるので、原監督からも『大介はよくやっている』と高い評価を得ています」(スポーツ紙デスク)
ところが、元木コーチ自身に燃えたぎる野心はないようで、
「かねがね『所詮、俺はナンバー2。裏街道を走る人間でいい』と口にしています。選手時代の実績が乏しいゆえの発言かもしれませんが、むしろ“つなぎ”の監督としては好都合な要素でしかない。その“重くない実績”だからこそ、チームの成績にかかわらず、1~2年でコーチに再降格させても、本人ないし球団のダメージは少ないですからね。これが、阿部コーチを含む実績十分なOBでは失敗が許されなくなります」(球団スタッフ)
単純に“格”の高さから順番に監督指名されるわけではないようだ。
アサ芸チョイス
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