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記事全文を読む→東電原発事故“超A級戦犯”の逃げ切り厚顔生活を追求(3)「A級戦犯たちの逃げ切りを許してはならない」
第1次安倍内閣で経産相として原発を推進していたのが、甘利明内閣府特命担当相(64)である。
事故後の11年6月、甘利氏はテレビ東京の「週刊ニュース通信」に出演。「原発事故は自公政権時代の安全対策に問題があったのでは?」との田勢康弘キャスターの問いに、答えに窮した甘利氏はなんとその場から逃げてしまい、「この映像は放送するな」と要求。カメラは主のいなくなった椅子を映していた。
その後、甘利氏は放送を続けたテレビ東京を名誉毀損で訴えたが、東京地裁は「不適切な質問方法があったとは認められない」とする判決を下している。
浜岡原発が停止した際、「このまま原発が止まっていくと、日本経済は壊滅する」と言った甘利氏。全原発が停止した今も、同じことを言えるだろうか。
「原発は安全」と言い続けた御用学者の罪も大きい。
「プルトニウムは飲んでも大丈夫」と断言して原発の安全性を語っていたのが、東大・大橋弘忠教授だ。
原発事故後にこの放言が問題となると、同じく東大の児玉龍彦教授が「プルトニウムを飲んでも大丈夫などと言った者がいるが、とんでもない!」と憤った。
大橋氏は12年、自身のウェブサイトにこう書いた。
〈プルトニウムは水に溶けにくいので、仮に人体に入っても外に出て行く、と述べたのが、それならプルトニウムは飲めるのか、飲んでみろ、となっているらしい。文脈を考えれば分かるのに、今時小学生でもこんな議論はしないだろう〉
実際には、プルトニウムは鼻から吸入した時に恐るべき毒性を発揮する。大橋氏の言い分はまったくの詭弁だ。
実はこの文章、今は跡形もなく消えている。大橋研究室のサイトを見ると、研究内容は経済物理・金融情報学、ソーシャルメディアの分析などとあり、原子力の「げ」の字もない。そもそも大橋氏の専攻はシステム創成学で、実は原子力の門外漢であり、もともと東京電力の社員である。生っ粋の御用学者として、何もわからないはずの原発を安全だと言いふらしてきたのだ。大橋氏は現在、北陸電力の原子力安全信頼会議の7人のメンバーの一人である。
「プルトニウムは飲んでも大丈夫と言っていた大橋教授がメンバーで、原発の安全が保てるんですか?」
そう北陸電力に質すと、
「社外有識者の多角的なご意見をいただくためです」
との回答だった。福島の人々に災厄を押しつけ、いまだに原発の甘い蜜にたかってぬくぬくと生きる超A級戦犯たち。こんなヤカラの「逃げ切り」を許してはならない。
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