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記事全文を読む→宮崎謙介<巷の陳情>突撃調査隊「ランドセルは小学生に苦痛すぎる」
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今年、小学1年生に上がった子供がいるのですが、ランドセルが重すぎてかわいそうです。それ自体も革製で重たい上に、教科書やiPad、体育着や絵の具なども全て持ち歩いているのが不憫。国も何度か問題提起していますが、現実は変わっていません。大人だってそんなの苦痛ですよ。会社勤めの革カバンに、何冊もの本やパソコンを入れていくようなもんです。
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体が小さい1年生なんて、ランドセルが歩いているようで見た目は可愛いですが、本人はひと苦労です。
先日、栃木県の小学生のニュースを見ました。小学生何人かが、2本の棒状のものをランドセルに取り付けてキャリーケースのように引きずって運ぶことができるものを開発したのですが、頭いいですねぇ。「さんぽセル」と名付けたらしいです。これを総理大臣、文科大臣に送りたいのだと。
誰かに襲われたら引きずって逃げられない、ランドセルは転んだ時に頭を打たないためにある、毎日背負って歩くことで下半身が鍛えられるんだから‥‥といろいろ批判もあるようですが、そんなのはイチャモンです。不審者に襲われたらランドセルを放り出して逃げればいいし、むしろランドセルが重すぎて後ろに転ぶ方が心配です。
僕が小学6年生の頃は身長が160センチになってしまったので肩紐がハマらず、例外的にランドセルではない鞄を持って登校していました。
小学校卒業時には169センチに伸びていたので、ランドセルなんて背負ったらおかしかった(苦笑)。公立でしたけど例外もあるし、本来は義務ではないですよね。
ランドセルの歴史は、そう古くありません。リュックサックに近い形のカバンが箱型ランドセルに変わったのは、明治初頭。大正天皇の学習院への入学祝いに、当時の総理大臣・伊藤博文が皮革製の箱型ランドセルを特注して献上したのがきっかけのようです。
伊藤博文はやっぱりすごい。もみじ饅頭も作ったんだから。彼が広島で泊まった宿の女中さんの手を見た際の「君の手はモミジみたいに可愛いね。食べちゃいたい」という発言から生まれたというエピソードがあります。
それはさておき、ちょっとしたきっかけから生まれたランドセル、海外ではショルダーバッグの国もあるし、アメリカなんて手ぶらですよ。教科書もパソコンも全て学校に置いておく。そんなアメリカ式の国も多いようです。
近年、ランドセルは色やデザインが豊富になってきているのですが、形だけは変わらない。水着や制服は既にジェンダーレス化していて、デザイン自体、定番のものがなくなりつつあります。だったら、ランドセルもそうしたらいいのでは。文化としてずっと残るとはいえ、「絶対」にはしない、ということを文科省が発信してほしいですね。
それと、ルール的に「教科書は宿題以外、学校へ置いておく」と決めてもらいたいものです。学校がそうやって気を配れない状況もよくない。先生自身がきめ細やかに指示を出しているつもりでも、手が回っていないし、そもそも教員が足りない。まずは教員を増やすべきです。
宮崎謙介(みやざき・けんすけ)◆1981年生まれ。早稲田大学商学部を卒業後、日本生命などを経て12年に衆院議員に(京都3区)。16年に議員辞職後は、経営コンサルタント、テレビコメンテイターなどで活動。近著に「国会議員を経験して学んだ実生活に即活かせる政治利用の件。」(徳間書店)。
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