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記事全文を読む→サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「スーパーフェザーが大駆け」
今週は重賞がひと鞍。小倉競馬場での中京記念である。京都競馬場の改築に伴い、今春、関西でのメイン開催が阪神、中京に振り分けられたことから、本来、中京で行われるべきこの重賞は、昨年に続いて小倉での開催。よって、本来マイル戦で争われるこの競馬は芝1800メートルになる。
ただし、例年どおりのハンデ戦。先週の函館記念同様、実によく荒れている。このへんは馬場、距離は変われど──だ。
03年に馬単が導入されて以降、これまでの19年間、その馬単での万馬券は11回(馬連は8回)と、まともに収まるのがいぶかられるほど。1番人気馬は2勝(2着1回)、2番人気馬も2勝(2着1回)で、1、2番人気馬によるワンツー決着は0回。これは函館記念以上の荒れ方で、尋常ではなかろう。
ただ、年齢的にはハンデ戦にかぎらず、どの重賞でも実績を積んで充実ぶりを見せる5歳馬の活躍が目覚ましい。過去19年で8勝(2着9回)は、群を抜いている。これに続くのが6歳馬の4勝(2着3回)。出走頭数はノビシロ十分の4歳馬を含め、ほぼ同じであることを思えば“5歳馬恐るべし”ということになる。
また、7歳以上の古豪の健闘も見て取れるだけに、古馬は調子のよしあしをしっかりと確かめる必要がありそうだ。
5歳以上の古馬がよく連に絡んでいることから、55キロ以上の比較的重いハンデを背負っている実績馬を軽くみては断じていけない。過去19年の連対馬は57キロの5勝(2着5回)が最も多く、続いて56キロの2勝(2着6回)であることは頭に入れておくべきである。
とはいえ、52~53キロの軽ハンデ馬もなかなか健闘しており、何ともつかみづらい一戦。波乱含みであることが、よくわかろうというものだ。
では、顔ぶれを見てみよう。大物はいないが、クセ者がそろった。重賞勝ち馬はカテドラル、コルテジア、ミスニューヨーク、モズナガレボシの4頭。ほかにもカイザーミノル、ダブルシャープ、ファルコニア、ベレヌス、ワールドウインズと、小回りの中距離を得意としている面々がズラリ。ここはハンデ戦でもあり、目移りするのもやむをえないところだろう。
悩むところだが、穴党として最も期待を寄せたいのは、人気薄のスーパーフェザーだ。
前走の米子Sは14着と、いいところなく敗れたが、比較的先行馬有利の流れの中、出遅れて最後方に近い位置での追走では、なすすべもなく、戦意を喪失する格好となった。馬体も締まりがなく、やや重め残りの仕上がり。本来の姿になかった。
しかし今回は、休み明けを2度使われたことで、この中間、大幅な良化ぶりを見せている。馬体も締まって実にいい雰囲気にあり、稽古の動きが見違えるばかりによくなっているのだ。であれば、大駆けがあっていいのではないか。
小倉は〈0 1 2 5〉と勝ち鞍はないが、休み明けや体重に大幅な変動がない際は、よく善戦しているように、決して不向きなコースではない。古豪の頑張りが目立つ重賞であり、7歳馬ながら年齢的な衰えはまったく感じられず、すこぶる元気だ。
さらに血統もいい。母オーサムフェザーは、BCジュヴェナイルフィリーズなどGI2勝の米2歳女王。ハンデは恐らく53~54キロ。力は間違いなく秘めており、晴雨にかかわらず狙ってみたい。
逆転候補として挙げたいのは、モズナガレボシだ。前走の七夕賞7着から中1週になるが、小倉は2戦2勝と最も得意としているコース。休み明けを使われつつ調子は上がっており、要注意馬とみたい。
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