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記事全文を読む→プロ野球「激動ストーブリーグ」内幕(1)巨人・大久保博元コーチは地雷源?
本格的なストーブリーグに突入したプロ野球。今オフは特に各球団のFA・トレードが活発で、コーチ人事も含めてシャッフル状態だ。その思惑渦巻く情報戦を掘り下げてみると、それぞれの利害が複雑に絡み合うようで‥‥。
5年ぶりのBクラスで今季を終えた巨人。雪辱の来季に向けて、人一倍気炎を上げるのが“デーブ”こと大久保博元打撃チーフコーチ(55)だ。巨人球団関係者が解説する。
「秋季キャンプでアーリーワークを導入。朝6時30分に若手野手を室内練習場に集めて、約2時間の間に2000スイングのノルマを課した打撃練習を始めました。中には『ピッチャーは寝てられるからズルイよ』なんて文句タラタラの選手もいましたが、14日間の過酷な練習を1人の故障者も出さずに完遂。『もっと振らんかいッ!』とガヤを入れるデーブの存在が若手のいい刺激になってますよ」
とはいえ、“起爆剤”の取り扱いには要注意。ひとたび使用方法を誤れば“誤爆”してしまうリスクが付きまとう。「あくまで過去の話にはなりますが‥‥」と前置きして、球界OBが懸念を口にする。
「デーブはなついてくる選手をエコ贔屓するフシがあります。西武のコーチ時代には片岡治大(39)や炭谷銀仁朗(35)がお気に入りで、『あいつらはデーブと付き合っているから‥‥』なんて選手間の軋轢を生む火種になった。しかも、愛情をかけるあまりに当時高卒7年目だった松坂健太(37)を練習参加拒否の精神状態にまで追い込んだこともある。巨人でも秋広優人(20)の『ゴジラ化』や湯浅大(22)の『両打ち挑戦』などの計画がデーブの口から発信されていますが、中途半端にイジられて潰れてしまわないか心配です」
大久保コーチを招聘したのは他でもない原辰徳監督(64)だが、そこにはなんとも悩ましい事情が見え隠れしていた。球界OBが内情を明かす。
「複数の有力OBに打撃コーチを打診して、断られたようです。どうも、今年の8月に原監督が球団に進退伺を出したのが尾を引いているみたい。結果的に引き留められましたが、チーム成績いかんでは来季はシーズン途中に契約を残して辞任する可能性もある。監督がいなくなれば呼ばれたコーチも辞めるのが基本。たった1年でクビになるかもしれない“ドロ船”に乗るのは損です。今季引退した内海哲也(40)が西武を選んだのもうなずけますが、つまるところ、デーブは第3~4希望の人選と聞いている」
これも、運命のイタズラか。大久保コーチの前には因縁がくすぶるベテランの存在が立ちはだかる。スポーツ紙デスクが耳打ちする。
「中島宏之(40)ですよ。西武の2軍打撃コーチ時代に、デーブは高額な罰金制度を作ってヒンシュクを買いました。月20万円ほどを徴収されていた2軍選手が『もう、闇金から借りるしかない』と嘆いていた。そんな若手の窮状をフロントに訴えたのが、当時の中心選手だった中島でした」
結果、大久保コーチは2010年を最後にチームから追放されてしまう。
「菊池雄星(31)をブン殴った事件も含め“身から出たサビ”に違いありませんが、デーブ本人は首謀者の中島を相当恨んでいるらしい。そもそも中島は、アーリーワークにも参加せず『練習なんか誰かに言われてやるもんじゃない』と吐き捨てていた“アンチデーブ”の筆頭格だった。それぞれが原監督のラブコールで巨人入りしていますが、久しぶりに顔を合わせる春季キャンプでひと悶着なければいいが‥‥」(球界OB)
起爆剤どころか、まるで地雷源。来季の巨人に穏やかな春は訪れるのか。
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