スポーツ
Posted on 2023年03月22日 17:56

WBC佐々木朗希が世界デビューで待たれる「岩手メジャーリーガートリオ」結成

2023年03月22日 17:56

 フロリダで行われたWBC準決勝メキシコ戦で先発した佐々木朗希は、初回にいきなり今大会自己最速タイの164キロをマークするなど、160キロ超えを連発。2回一死一塁から、6番のウリアス(ブリュワーズ)の痛烈なライナーを腹部に受けて球場は騒然としたが、それでも「大丈夫」とマウンドに立ち続けた。

 4回5安打3失点で降板することになったが、内容は悪くなかった。160キロ台のストレートに、フォークもズバズバと決まった。しかし4回二死からのポテンヒット2本と、その後、甘く入ったフォークボールを左中間スタンドへ放り込まれる先制3ランを献上してしまった。「配球は間違っていなかった。投げ切れなかったところは反省点かな」と佐々木は悔しそうだったが、メキシコのヒル監督は「彼がメジャーに来れば、とんでもないスターになるだろう」と太鼓判を押した。WBC公式ツイッターも「102MPH(約164キロ) from Roki Sasaki!」と、インパクト十分の登板を伝えた。

「佐々木にとってはアンラッキーな展開でした。ただ、最初から飛ばしていましたから、疲れていたんじゃないですかね」(スポーツ紙記者)

 試合後の会見で「近い将来、メジャー移籍の考えはあるのか」とアメリカの記者に聞かれた佐々木は「時期より、まずは日本でしっかりプレーして、その先に見えてくると思う」と返した。

「大船渡高時代の3年夏、岩手大会準決勝から連投になるため、決勝戦での登板を回避したことが大論争に発展しました。監督への批判の声が上がったのは確かですが、あの時に無理をさせれば故障の可能性があったのも事実です。佐々木自身は出たかったはずですが、それでもベンチで大きな声を出していたのが印象的でした。WBCでの佐々木の活躍を見ると、無理をさせないで正解だった、という気がします」(前出・スポーツ紙記者)

 この年、韓国で行われたU-18W杯では、右手にマメを作って1イニングに登板したのみ。プロ入り後も体力不足が指摘されるなどした。

 しかし、ロッテに入って2年。球団を挙げて体作りに取り組んできた成果が表れ、今回のWBCでひと皮もふた皮も剥けた印象だ。

 米国お披露目となったこの日の快投で、メジャーリーグの評価はますます高まったようだ。あとは同じ故郷の先輩の大谷翔平、そして菊池雄星との「岩手メジャーリーガートリオ」が誕生するのが待ち遠しい限りである。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年04月25日 09:30

    ダウンタウン・浜田雅功にとって、テレビ朝日で冠番組を持つのは「浜ちゃんのこれが聖地や!」(2000年7月)以来、26年ぶりのことになる。トップアスリートの人間ドラマに迫る新番組「浜田雅功とアスリート幸福論」(5月17日スタート)がそれだ。テ...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年05月18日 14:00

    開幕前の下馬評が高かった日本ハムが苦戦している。5月17日の西武戦(エスコンフィールド北海道)ではリリーフ陣が打ち込まれて、痛恨の逆転負け。借金は2となり、ソフトバンクと入れ替わってリーグ4位に落ちた。「ミスが多すぎて、話す気にならない。今...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/5/26発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク