スポーツ

アンカツ「平場なら競走除外だった」天皇賞・春でタイトルホルダーが「4角競走中止」に至った真相

 4月30日、新装グランドオープンの京都競馬場で行われた春の天皇賞(芝3200メートル)は、圧倒的な1番人気に推された昨年の覇者タイトルホルダーが、2周目の4コーナーで競走を中止するという異例の事態となった。

 JRA(日本中央競馬会)は競走中止の理由を「右前肢跛行」と公表したが、レース中になぜ右前肢跛行を発症したのかについては、明らかにされていない。

 実はアンカツの愛称で知られる元JRA騎手の安藤勝己氏がこの点について、自身のツイッターで気になる見解を公にしている。

「解説でも言わせてもらったけど、タイトルホルダーはいつも以上のピッチ走法で硬い返し馬に見えたし、(鞍上の横山)和生のほぐしが入念すぎた」

 こう指摘した上で、次のように指摘したのだった。

「平場(のレース)だったら(陣営やJRAが)除外させてたかもしれん」

 その一方で、若き横山和生騎手の「その時」の心の内を、次のように慮ってもいる。

「G1で1倍台の人気を背負っとって、複雑な心境でスタートさせたんやないかな。最後の直線手前で追わずに止めたことを好判断と思いたい」

 安藤氏と親しい競馬関係者は、次のように感想を述べている。

「アンカツの指摘は、いずれも正鵠を射たものだ。中でも『平場だったら除外させてたかもしれん』のくだりは、元ジョッキーならではの鋭いツッコミだったと言っていい。裏を返せば『G1だから除外できなかった』という話になるわけですからね」

 ただし外見上、競走除外になるほどの理由が確認されなかったのも事実だろう。いずれにせよ、タイトルホルダーが無事だったことは不幸中の幸いと言える。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<中年太り>神経細胞のアンテナが縮むことが原因!?

    加齢に伴い気になるのが「中年太り(加齢性肥満)」。基礎代謝の低下で、体脂肪が蓄積されやすくなるのだ。高血圧や糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病に結びつく可能性も高くなるため注意が必要だ。最近、この中年太りのメカニズムを名古屋大学などの研究グル…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<巻き爪>乾燥による爪の変形で歩行困難になる恐れも

    爪は健康状態を示すバロメーターでもある。爪に横線が入っている、爪の表面の凹凸が目立つようになった─。特に乾燥した冬の時期は爪のトラブルに注意が必要だ。爪の約90%の成分はケラチン。これは細胞骨格を作るタンパク質だ。他には、10%の水分と脂質…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

注目キーワード

人気記事

1
ソフトバンクFA甲斐拓也「茶髪バッサリ」が示唆する「あの金満球団」への「移籍準備」
2
「バス旅」情報続々で…「ポスト蛭子能収」は2人の「クズ芸人」太川陽介が認めるのはどっちだ
3
「あと1年続投なら違う結果が出た」中日・立浪前監督の退任に異を唱えた元コーチの見解
4
「王貞治の言葉」で一気に現実味を帯びる「田中将大の移籍先」に「ソフトバンク」
5
「好きな女性アナNo.1」TBS田村真子アナに負けた同期ライバルアナの「独自キャラ探し」