政治

バイデン大統領に本当のことを言ってしまった北朝鮮・金与正

 米韓首脳会談後の共同記者会見で、バイデン米大統領が北朝鮮による核攻撃は「政権の終焉を招く」と発言したことに、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の妹、金与正党副部長が「未来がない老いぼれの妄言」と反発した。

 昨年11月に80歳となり、米大統領としては最高齢記録を更新しているバイデン氏は、2024年の大統領選で再選を目指す考えを表明したばかり。米国内でも高齢を懸念する声が出ている中、与正氏は正面から「老いぼれ」と呼び、喧嘩を売った格好だ。

 2021年1月に78歳で就任したバイデン氏はその時点で、退任時のレーガン元大統領の77歳を上回る史上最高齢の大統領。再選すると82歳となり、退任時は86歳だ。民主党内でさえ、異論が出ている。

 ホワイトハウスのスタッフは、失言が多いバイデン氏の記者会見を極力、少なくしている。バイデン氏は米韓首脳会談の冒頭も、メモを見ながら話していた。米大統領としては異例の対応で、失言を恐れていることが分かる。事実、韓国大統領の訪問を1週間後に控えた演説では、韓国(South Korea)と南米(South America)を言い間違えた。

 昨年9月にはホワイトハウスの行事で、交通事故ですでに亡くなっている連邦下院議員の名前を呼び、探すようなそぶりをみせたこともある。

 ただ、トランプ前大統領が2024年の大統領選への出馬を表明する中で、「トランプに勝てるのはバイデンしかいない」と言われているのも事実。「バイデン氏自身も『トランプが大統領執務室に復帰すれば、どんな事態が起きるかわからない』と恐怖心を煽る形で、大統領選を戦いたいと考えている」と、米紙ウォールストリートジャーナルは報じている。

 対するトランプ氏も北朝鮮同様、相手を口汚くののしることで知られる。これまでトランプ氏はバイデン氏を「いかさま」と呼んできたが、自身の健康をアピールするためにも、与正氏に触発されて、バイデン氏を「老いぼれ」と言い始めるかもしれない。

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