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記事全文を読む→立派なテレビ俳優になるには「朝ドラのクズ男」を経験すべしという「出世の法則」
NHKの朝ドラに欠かせないのが「クズ男」「チャラい男」の存在だ。
「あまちゃん」で能年玲奈とキスシーンを演じるチャラ男「前髪クネオ」として一度出演しただけで、勝地涼は大ブレイク。「ちむどんどん」は竜星涼演じる「ニーニー」を筆頭に、登場人物はほぼクズの品評会だったし、「カムカムエヴリバディ」では濱田岳が店の再建費用を持ち逃げ。「おちょやん」のトータス松本演じるヒロインの父親も、遊興でこさえた借金のカタに娘を売り飛ばそうとするクズっぷりだった。北村一輝や桐谷健太も過去にカネを持ち逃げする役を演じており、「朝ドラのクズ男」を経験して初めてテレビ俳優として認められる、と言っていいくらいだ。
ところが現在放映中の「らんまん」に登場する男性は、みんな立派な紳士だ。一方で、造り酒屋のひとり息子だった主人公の万太郎は、いつまでたっても頼りない。神木龍之介のハマり役だが、小学校中退という学歴ながら東京大学植物学教室の門戸を叩いた万太郎は、良くも悪くもマイペース。周りから「この教室では植物を愛することより大事なことがある。(要潤が演じる教授に)逆らってはいけませんよ」という壮大な「やらかしフラグ」を立てられてしまった。
そんな万太郎には「裏の顔」がある。NHK高知のラジオ放送「とさラジオ」では、万太郎のモデル「牧野富太郎の言葉」を、声優の小野大輔が朗読しているのだ。
小野といえば、NHK総合アニメ「進撃の巨人」で知将のエルヴィン団長を演じ、「宇宙戦艦ヤマト2199」では古代進、「ジョジョの奇妙な冒険」では空条承太郎とマッチョなヒーロー役を演じ続けている。小野の低いイケボと神木の万太郎とではギャップがありすぎて、聞いているこちらが照れ臭くなってしまう。NHK関係者によれば、
「小野さんが牧野富太郎博士と同じ高知県佐川町出身ということで、博士役を演じることになったそうです」
今のところ、小野が演じたニート6兄弟「おそ松さん」の「十四松」と、飄々とする万太郎が被るのだが、いつか万太郎も牧野博士のように立派な学者になれるのか。
万太郎のギャップに萌えたい視聴者向けに、「朗読劇」はNHK高知のサイトでオンデマンド放映されている。
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