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記事全文を読む→日本名輪会・山口健治「江戸鷹の目診断」上昇一途の犬伏湧也が断然の主役
「大垣記念」◎犬伏湧也/○山口拳矢/▲松浦悠士/△郡司浩平/荒井崇博/山崎芳仁/山田英明/稲川翔/山田久徳/松谷秀幸/吉澤純平/橋本優己/
GIを勝って凱旋する選手は、ファンの期待がその一身に集まることになる。
「大垣記念」(6月3日【土】~6日【火】)は、年度替わりで3月に続く今年2度目の開催になる。SS班は3人だが、実績のあるベテランと中堅選手、若手には売り出し中の機動型がそろう。GI岸和田高松宮記念杯(6月13日~)にふさわしい前哨戦になりそうだ。
上昇一途の若武者・犬伏湧也が、いよいよ断然の主役を務める。平塚ダービー(〈2〉〈1〉〈3〉〈9〉)と前走の函館記念(〈4〉〈1〉〈2〉〈3〉)の8戦で7戦バックを取っていた。その強烈な踏み出しに後ろが離されることも多かったが、ここは追走が巧みな松浦悠士がつける。3月に続いて連覇を飾り、宮記念杯に乗り込むとみた。
ダービー王として、地元記念の凱旋レースになるのが山口拳矢だ。橋本優己が勝ち上がれば、その番手になるが、単騎でもまくりは強烈。好位から勝ち負けを演じる。
あとは、余力を残してゴール前の抜け出しを狙う松浦と、レース巧者の郡司浩平を警戒したい。
かつて隆盛を誇った京都勢の中では、山田久徳が健闘している。先行はしなくなったものの、鋭いまくりでGI戦でも好走している。位置取りしだいで一気の台頭もある。
【大穴この1車】
片岡迪之(岡山・93期)。
前走、ホームバンクの玉野(〈3〉〈5〉〈1〉)の初日3万円超はラインの先頭、完全優勝を決めた2月玉野(〈1〉〈1〉〈1〉)の準決勝1万円超は番手戦だった。このレースの間にも2度の万車券を演出し、決勝戦に乗った1月豊橋記念(〈3〉〈2〉〈2〉〈6〉)は初日1万円超、準決勝4万円超を出している。先行力があり、差し脚も鋭い自在型。2、3着流しで狙いたい。
【狙い目の伏兵3人】
父がGIホルダーの117期の3人に注目したい。
渡邉雅也(静岡)は函館記念(〈1〉〈1〉〈4〉〈2〉)があるように、すでに記念で好走している。父で師匠の渡邉晴智(S2)はGIを2度制している。予選は突破する。
グランプリ覇者でもある太田真一(A1)に鍛えられているのが太田龍希(埼玉)だ。決まり手は逃げ100%の徹底先行。前走の函館(〈1〉〈2〉〈7〉)は久々のファイナル進出だった。先手を取れば押し切りがある。
坂本紘規(青森)は、競輪界きっての一大ファミリー・坂本グループの総帥、勉さんを父に持ち、師匠は兄の坂本貴史(S2)。準決勝に乗った2月伊東記念(〈3〉〈1〉〈6〉〈9〉)の再現がある。
山口健治(やまぐち・けんじ):1957年1月、東京都荒川区生まれ。競輪学校38回生卒業チャンピオンとしてデビュー。主なタイトルは日本選手権、競輪祭(2度)。09年1月引退。現在「スポーツ報知」評論家。
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