芸能

オリラジ中田敦彦の松本人志批判は「ワイドナショー」での「武勇伝」完全否定の怨念

 オリエンタルラジオ・中田敦彦はなぜ松本人志批判をぶちまけたのか。

 中田は5月29日、自身のYouTubeチャンネルに「【松本人志氏への提言】審査員という権力」と題した動画をアップ。松本があらゆるお笑い賞レースの審査員を務めていることに苦言を呈し、案の定、芸人界隈からもブーイングが巻き起こる事態となったが、発言の理由について、

「『ワイドナショー』(フジテレビ系)に原因があるのではないか」

 とするのはお笑いライター。

 松本は同番組に3月までコメンテーターとして出演していたが、16年2月の放送(「ワイドナB面」=当時)でオリラジのリズムネタの新ネタが話題になっているとのニュースを取り上げた際、

「お笑いにも色んな種類がある中、ぱっと見てカッコ良すぎて笑ってしまう」

 と独特な見解を示した上で、

「大したオチもないですしね。あいつら一切、ここで笑かす気ないんやってことに笑ってしまう。ネタは一切話題になってないし、『武勇伝』(=ブレイク当時の持ちネタ)自体も、ちっとも面白くないですもんね」

 などとバッサリ切り捨てていたのだ。

「松本らしい皮肉たっぷりの発言でしたが、これはイジった上で笑いに変えてしまう、いつもの彼の話術。しかし、リズムネタを極めてきた中田が、これをディスりに取った可能性はあります。松本の発言の影響力は大きく、少なからずオリラジにとって世間の逆風を作ったことは確か。こうした些細なことが、今回の中田の態度につながっているのかもしれません」(前出・お笑いライター)

「武勇伝」を全否定された中田が、自ら武勇伝を作ろうと試みたのが、今回の松本に対する批判だったということか。

(ケン高田)

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