地震が起きる前兆として、生物の「イレギュラーな動き」がしばしば取り沙汰、議論される。サッカー北中米W杯の開催地のひとつ、メキシコ。6月11日の開幕を控えた今、その「イレギュラーな生物」問題が物議を醸し、不安を広げている。メキシコもまた、日本...
記事全文を読む→掛布雅之 二刀流が成立した大谷翔平(1)
前回はセ・リーグの個人タイトルを話題にしましたが、タイトル以上に価値のある記録が生まれました。日本ハム・大谷が9月7日のオリックス戦(京セラD)の4回一死、バックスクリーン右へ10号ソロを放ちました。プロ野球初の同一シーズン「10勝&10号」の達成です。メジャーでも、あのベーブ・ルースが1918年に達成しただけの歴史的な快挙です。
マスコミは逸材が登場するたびに「10年に一人」や「50年に一人」などの表現を使いますが、大谷はまさしく「80年に一人」の男です。日本にプロ野球が誕生して約80年がたちますが、二刀流として誰一人できなかった数字を残したのです。
身長193センチ、体重90キロの恵まれた体から、160キロを超えるボールを投げ、打席では広角にスタンドインさせるパワフルなスイング。我々の現役時代には考えられないスケールの大きさです。2010年代という時代が生んだスーパースターとも言えます。
考えてみると、一般的な洋服のサイズも同じLサイズでも、今のほうが昔より大きいと聞きます。それだけ日本人の体格が変化してきたのです。欧米の食文化が完全に浸透し、科学的なトレーニングも発達。インターネットの普及により、情報もあふれています。今の若い選手は高校時代からプロと同じようなトレーニングができる環境が整っているのです。
昔も体格だけなら、ジャイアント馬場さんやジャンボ仲根さんなど、大谷以上の選手がいました。でも当時は科学的なトレーニング方法がなく、規格外の体の選手を教えることのできる指導者もいなかった。大きい体を効果的に使いこなすことができなかったのです。身長209センチのジャイアント馬場さんが今の環境で野球をやっていれば、とんでもない投手になっていた可能性があります。
大谷の打撃面を分析すると、1年目よりも腕をうまく使えるようになりました。腕が長い分だけ窮屈そうに見えていたのですが、今年のほうが楽にスイングしている感じです。私が仮に大谷に教える立場だとしても、今のまま自由にやらせるでしょう。これだけの結果を残しているのですから、いろいろと細かいことを修正すると、よさを消してしまいます。自分の感覚で肩、腰、膝をレベルに使ってくれ、と言うぐらいです。
なぜ「自分の感覚で」という前置きをするかというと、彼と私はまったく体形が違うのです。スイング中に少し左肩が下がっているように見えますが、これも背が高いからそのほうが理にかなっているのかもしれません。大谷のような規格外の選手には、指導者も柔らかい頭で接しないといけないのです。
例えば内野の守備でも今と昔とでは理論が違ってきて当然です。腕が長ければ膝を曲げなくてもグラブは地面に着くのです。ヤンキースの名遊撃手のジーターのように、腰高でもいいのです。我々の時代は股を割って、腰を落とせ、と口を酸っぱくして教えられましたが、そういう時代ではなくなっています。
阪神Vのための「後継者」育成哲学を書いた掛布DCの著書「『新・ミスタータイガース』の作り方」(徳間書店・1300円+税)が絶賛発売中。
もう長いこと、毎週日曜日の視聴がルーティンになっていた2つの番組が、3月29日に揃って終了する。ひとつは1985年10月にスタートした「アッコにおまかせ!」(TBS系)。近年は和田アキ子の失言・暴言・妄言がたびたびSNSで炎上し、「早く終わ...
記事全文を読む→「過去20年間、予想してていちばん難しいですね、今年が。今までこんな難しいことは経験がないですね」これは今季の巨人の順位を予想するにあたり、野球解説者の江川卓氏が発した率直な言葉である。なにしろ投打において、不確定要素が多いのだ。YouTu...
記事全文を読む→今季のプロ野球パ・リーグでは、就任5年目の日本ハム・新庄剛志監督が掲げる「ぶっちぎり優勝」に向けて、自信満々だ。開幕カードは敵地でのソフトバンク戦(3月27日・みすほペイペイドーム)。オープン戦では巨人が8年ぶり首位となったが、実は日本ハム...
記事全文を読む→

