スポーツ

巨人・岡本和真が打撃下降線なのは「エラーの仕方」が深く関わっているからという江川卓の論理

 交流戦ではホームランを量産してMVPに輝き、絶好調ぶりを見せつけた巨人・岡本和真だが、実は6月の終盤から徐々に、打撃が下降線を辿っている。7月の3試合に限れば、打率は1割8分2厘と落ち込み、4月以来となる5つ目のエラーも記録している。

 そのエラーが、岡本の打撃下降線を表している──。そんな論理を展開したのは、野球解説者の江川卓氏だった。6月30日から7月2日の阪神戦で解説した江川氏が、YouTubeチャンネル〈江川卓のたかされ【江川卓 公式チャンネル】〉で7月4日に指摘したのは、

「疲労なのか、少しホームランが落ちていくかなぁという感じが出てるんですよ。それがいちばん表れたのがエラーですよ。下がってエラーしたやつです。あれを前に出ないで、引いて捕るっていうことは、若干、疲労感があるんじゃないかと、ボクは判断するんですよ」

 さらに打撃好調時と比較して、

「前の感じよりも(バットの)叩き方が強くなってるんだよね。本当にいい時は、パーンとバットが出ますから。それが悪い時は、力が入ってグンッて振りますからね」

 この時点でのセ・リーグ選手の失策数は、ヤクルト・村上宗隆が10でワースト1位。その村上は打率2割3分4厘、12本塁打、38打点と、三冠王の打撃は見る影もなく低迷している。岡本もまた、エラーと打率が連動しつつあるのか…。

(所ひで/ユーチューブライター)

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