スポーツ
Posted on 2023年08月05日 17:59

「三笘薫とはレベルが違う」闘莉王が「最強ドリブラー」に挙げた意外な選手

2023年08月05日 17:59

 元日本代表の田中マルクス闘莉王氏が自身のYouTubeチャンネルで、「最強ドリブラー3選」を発表した。判断基準は「ゴールに向かっている怖いドリブルができること」。

 3位に選んだのは2003年から11年まで川崎フロンターレでプレーしたジュニーニョ。闘莉王は、

「スピードが乗っていくドリブルでいくつもPKを与えた。タックルしようするとPKをもらいにいくのがうまい」

 とその凄さを解説している。

 2位はエメルソン(浦和レッズ)。

「ゴールしか見ていないので怖さがあった。右足と左足どっちもいけて足の振りも早い」

 とした闘莉王。エメルソンとは浦和でともにプレー。田中達也とのコンビは最強で、試合中にこんなことを思っていたという。

「相手チームが攻め込んでくるとカウンターが仕掛けられるのでチャンスだと思っていた。達也とエメが待ってるんだぞと。あんま攻めてこないほうがいいよって」

 1位は永井雄一郎(浦和レッズ)で、

「永井のドリブルはすごかった。美しさもキレもスピードもある。ボールタッチがうまくて足から離れない。その場合、スピードが乗らないんだけど、永井は速かった。決定力もあった」

 と大絶賛した闘莉王。特に04年の浦和対東京ヴェルディ戦のゴールは忘れられないという。

 サッカーライターがこの試合のゴールを振り返る。

「相手のコーナーキックをゴールキーパーがキャッチすると、すぐさま永井へスロー。ボールを受け取った永井はファーストタッチで1人を置き去りにして約70メートルを独走。ステップを踏んで2人の選手をかわし、相手GKと1対1になると落ち着いてシュート。ボールはゴール中央に突き刺さりました」

 現在、日本代表でドリブラーといえば三笘薫だが、永井のドリブルを、

「三笘とはレベルが違う。三笘の場合はゴールの近く(でのドリブル)。永井は長距離をドリブルできる」

 と比較にならないと話した。

 他にもドリブルの名手としてドラガン・ストイコビッチ(名古屋グランパス)の名前を挙げ、2回ぐらい股抜きされたと明かした闘莉王。日本代表として活躍しただけに、説得力のあるランキングと言えそうだ。

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月22日 20:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月17日 20:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月24日 20:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/6/24発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク