芸能

早瀬久美「欧州に行きたくてコンテストに応募」/テリー伊藤対談(1)

 中学生時代に松竹入り、以降、多くの映画やドラマで活躍してきた早瀬久美。中でも森田健作主演「おれは男だ!」の〝吉川君〟は当たり役となった。ともに青春時代を過ごした天才テリーも、そんな吉川君を目の前に緊張気味? 当時の思い出話から最近の恋愛事情まで聞き出した!

テリー YouTubeで「早瀬久美チャンネル」やってらっしゃいますよね。

早瀬 やってます。ラジオ(「早瀬久美のあの日をもう一度」)をやってるので、そのメンバーと一緒に。みんな怠け者なので、思いついた時しかやらないんですけど(笑)。

テリー 実はアレね、僕、全部見てるんですよ。

早瀬 ええっ、ほんとに!?

テリー ほんとに。

早瀬 すごい感激! ありがとうございます。みんなにも言っておきます。

テリー いえいえ。だから今日はうれしくて。僕、家が鎌倉にあるんですけど、「おれは男だ!」(日本テレビ系)の撮影があの辺じゃないですか。

早瀬 そうですね。

テリー だからロケ現場とか、「ここが小林君と吉川さんが暮らしてた場所だな」とか、だいたい知ってるんですよ。

早瀬 ええっ、そうなんですか。そのまま残ってるところがけっこうありますからね。

テリー 森田(健作)さんとは、今もよくお会いしてるんですか。

早瀬 健ちゃんとはね、彼が衆議院議員時代に「おれは男だ会」っていうのを議員さんの仲間で作って、その集まりが今も続いてるんですけど、その会にゲストでしょっちゅう呼んでいただいてます。楽しいです。

テリー いくつの時ですか、あのドラマは。

早瀬 もう50年ぐらい前です。たぶん、私が15歳ぐらいの時。

テリー えっ!?

早瀬 って言うようにしてるんです(笑)。「13か14歳だったかな」とか。

テリー ああ、なるほど。じゃあ、そういうことで(笑)。生まれは神戸なんですね。

早瀬 はい。

テリー それで「ミス・ジュニア・フラワーコンテスト」というので入賞して、スカウトされたんですか。

早瀬 もともと「ミス」は付いてなかったんですけど、その方がわかりやすいかなと思って。要するにミスコンなんですけど、中高生を対象にしたコンテストがあったんですよ。

テリー 芸能界に入りたかったの?

早瀬 いえ、別にそうじゃなかったんですけど、入賞するとヨーロッパに行けたんです。当時ヨーロッパに行くってすごく価値があることで。

テリー そうですよね。

早瀬 それで行きたくて行きたくて、姉に相談して推薦人になってもらって応募して。そしたら勝ち残って、最終的にヨーロッパに行けたんです。

テリー 向こうに行って何するんですか。

早瀬 その時は森英恵さんのお洋服とかを着て、女子学生向けの雑誌のグラビアの撮影をしたんです。そしたら、それを見た松竹から、「芸能界に入りませんか」って声をかけていただいたんです。

テリー じゃあ、別に役者になりたいとも思ってなかったんですね。

早瀬 そうなんです。ただヨーロッパに行ければよかったの(笑)。

ゲスト:早瀬久美(はやせ・くみ)1951年、兵庫県生まれ。1966年、「ミス・ジュニア・フラワーコンテスト」入賞をきっかけに松竹入り。同年、「紀の川」で映画デビュー。1968年、ドラマ「お嫁さん」(フジテレビ系)で初主演。1971年、ヒロインの吉川操役で出演したドラマ「おれは男だ!」(日本テレビ系)が大ヒット。その後、結婚を機に一時芸能活動を休業、2002年に復帰。現在は「早瀬久美のあの日をもう一度」(Tokyo Star Radio)にレギュラー出演中。YouTubeの「早瀬久美チャンネル」にて動画配信中。8月より「日刊ゲンダイ」にて連載コラム開始。

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