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記事全文を読む→自民党女性局「エッフェル騒動」が小沢一郎を助けた岩手県知事選「10万票差」ウラ
9月3日に投開票が行われた立憲民主党・小沢一郎衆院議員のお膝元である岩手県知事選で、小沢氏の「国家老」を務める達増拓也知事が5回目の当選を果たした。
この選挙、当初は永田町界隈で「今回は達増氏が自公支援候補に敗れ剛腕と言われた小沢氏の足元がガタガタになる」などとも囁かれていた。しかしいざフタを開ければ、10万票の大差で達増氏が圧勝。しかもこの選挙、自公候補敗北の大きな要因は、直前に大炎上した自民党女性局の「エッフェル騒動」の影響ともっぱらだ。
達増氏に元県議で「岩手めんこいテレビ」の元アナウンサーと知名度抜群の千葉絢子氏が挑んだ知事選は、達増氏を立民など野党各党が支援し、自公は千葉氏を支援した事実上の与野党一騎打ちとなった。
政治アナリストがさらに解説する。
「小沢氏の地元・岩手で、長らく自民はまったく歯が立たなかった。しかし最近は小沢氏が21年の衆院選の小選挙区で初めて敗れ、かろうじて比例復活。さらに昨年の参院選では小沢氏の側近議員が自民新人の広瀬めぐみ氏に敗れ、参院岩手で30年ぶりに自民党に議席を奪われるなど劣勢が目立っていた。自民はこの勢いで今回、小沢王国奪取に千葉氏を送り込み勝利に自信をのぞかせていました」
ところが、ここに「エッフェル騒動」が直撃する。7月に自民党女性局のフランス研修旅行で、局長(当時)の松川るい参院議員らがエッフェル塔前でポーズをとって写真をSNSに投稿。大炎上したあの一件だ。
「昨年参院選で小沢氏の側近を破った広瀬参院議員が千葉候補に寄り添い、二人三脚で県内各地を回り評判も上々でした。ところがこの広瀬氏、実は松川氏や今井絵理子氏の両参院議員らと猛批判を浴びた『エッフェル騒動』議員のリーダー格だったのです」
広瀬氏はパリ視察でもSNSにピースサインしている写真や飲食の写真とともに観光気分満載の投稿をしていたことが発覚。この話は地元岩手でもアッという間に拡散して大ヒンシュクを買い、慌てた広瀬氏は投稿を削除。しばらく地元の選挙戦も顔出しできず雲隠れ状態になった。
地元記者も言う。
「あのエッフェル騒動から知事選は潮目が変わり達増氏に票が流れたと言われています。一方の小沢氏は頻繁に地元を訪れ、しかも白いスニーカー姿で愚直に街頭に立ち続けた。それがシニア層や女性層、無党派層などの共感を得、劣勢とされた達増氏の勢いを盛り返したとされます」
政治の世界、一寸先は闇だ。
(田村建光)
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