政治

【破滅】「プリゴジンは生きている!」衝撃情報が暗示するプーチンの最期~プリゴジン暗殺の真相と大波紋(5)

「ワグネルの乱」の主導者であるエフゲニー・プリゴジン氏を標的とした爆殺事件は、「裏切り者は絶対に許さない」とされる独裁者プーチンの残忍性を改めて浮き彫りにした。

 だが一方で、プリゴジン氏をはじめ、ワグネルの最高幹部らが搭乗していたプライベートジェットの墜落直後から、ロシア国内を中心に「実はプリゴジンは生きている」との憶測が飛び交っていたのも事実だ。今なお根強く囁かれ続けている、衝撃的な生存説の根拠としては、以下の5点が挙げられている。

●墜落したプライベートジェットは故障が続いており、プリゴジン氏は普段からこの機体を使用していなかった

●事故当日、別のプライベートジェットがモスクワを離陸しており、僚機の墜落を見届けた後、この機体(プリゴジン氏が搭乗か)はモスクワに引き返している

●墜落機に搭乗していたとみられる2人のパイロットが墜落直前、パラシュートで脱出したとの目撃情報がある

●プリゴジン氏をめぐっては、これまでにも少なくとも数回、墜落死や爆殺などの死亡説が流れたことがある(しかし、実際には生きていた)

●墜落現場から搬出されたとされる遺体がプリゴジン氏であるかは、証明されていない

 真相はいずこにあるのか。プーチン政権の内情に詳しいロシア専門家が言う。

「生存説には希望的憶測の色合いが多分にある。プリゴジンが生きている可能性は極めて低く、やはりプーチンに消されたと考えるのが妥当でしょう」

 こう前置きした上で、次のように指摘するのだ。

「むしろ重要な点は、生存説が様々な裏情報とともに流れ続けている、という点にあります。実はプーチン自身、これを最も恐れていました。ロシア国内でプリゴジンが神格化され、ワグネルの残党をはじめとして、粛清された体制内の不満分子が決起すれば、ロシアを二分する内乱に発展するのは必至。事実、クーデターの機はすでに熟しつつあります」

 赤の広場に引きずり出され、銃殺刑に処せられる独裁者。生存説はプーチン破滅への序曲なのである。

(おわり)

カテゴリー: 政治   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
3
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
4
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身