スポーツ

羽生結弦をスケート連盟がカネ「づる」にしている

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 流血の中国杯、スクランブル出場したNHK杯と多忙な競技生活を送る羽生結弦(20)。ソチ五輪では金メダルを獲得したが、中国杯では2位、NHK杯では4位に沈んだ。なんとかグランプリファイナルへの出場権を手に入れたものの、ソチでの輝きはめっきりかげりを見せている。

 女子のエース浅田真央(24)の休養、男子の高橋大輔(28)の引退で、現在日本のフィギュア界は羽生の人気頼り。スケート連盟としては当然、日本開催のNHK杯では金メダル、最低でも表彰台には上がってもらいたかったことだろう。

 ところが、羽生の不調の原因はそもそもスケート連盟にあるという声が上がっているのだ。スポーツ紙記者が語る。

「羽生は拠点をカナダのトロントにおき、五輪でもコーチをしたブライアン・オーサーと練習をする予定でした。しかし、スケート連盟は数カ月で50回を超えるアイスショーに羽生を出場させたのです」(前出・スポーツ紙記者)

 結果、練習は中断され、羽生は帰国。こうした練習不足が重なった結果が、最近の羽生の姿だという。

 スケート連盟といえば、ソチでは浅田サイドが日本での調整を希望していたにもかかわらず、アルメニアのリンクを確保。リンクには砂が混ざっていたばかりか、空調施設も最悪で、浅田が調子を落とした要因と指摘された。

「浅田サイドは振り付けを担当するタラソワコーチの口添えで、モスクワの『ナショナル・トレーニングセンター』を代案として出したのですが、スケート連盟はこれも拒否しました」(前出・スポーツ紙記者)

 羽生も浅田の二の舞にされると危惧する関係者は多い。

「ジャンプ中心の現在のフィギュアでは、関節へのダメージが蓄積します。故障などを防ぐためのプロコーチの指導であり、練習です。このままでは次回の平昌五輪前に潰されてしまうかもしれません」(スポーツトレーナー)

 今や「ユヅリスト」と呼ばれる追っかけ集団が生まれるほどの羽生人気だが、連盟の拝金主義でカネ「づる」とされて壊されなければよいが…。

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