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「たけし金言集」“TBS・ニュースキャスター”楽屋裏でのトンデモ発言(1)

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 少し前、土曜の夜に生中継で放送されていた、男子フィギュアスケート「GPシリーズ」を「ニュースキャスター」本番前の楽屋にて殿と鑑賞していた時のこと──。殿、マネジャー、そして番組のスタッフらとテレビにかぶりついていると、羽生結弦選手が、あろうことか練習中に他の選手と激突して転倒し、頭と顎から出血するという大変ショッキングな映像が飛び込んできました。

 この時、楽屋の中は〈ケガの程度は? そしてこの後のフリーには出場するのか?〉といった心配と不安の空気感が一気に高まり、とにかく何か新しい情報は入らないかと、固唾を飲んでテレビを凝視していると“そんなことより”といった感じで、殿がポツリと、

「スケート選手ってホモが多いんだろ? こいつもホモなのか?」

とつぶやいたのです。

 さすがにこの時ばかりは、楽屋にいる誰もが〈たけしさん、よりによって今、そんなこと言わなくていいのでは〉といった、表情だけで悪ノリをいさめておりました。

 そこで今回は、こういった、“ニュースキャスター前の楽屋における、殿のたあいもない発言の数々”について書かせてください。

 まず、土曜22時からの生放送のため、毎週20時半過ぎにTBSに入られる殿は、諸々用事を済ませると、だいたい21時過ぎあたりに、

「何か最近、面白いことはねーか?」

 といった質問をわたくしにぶつけてくるのが常です。この場合の、殿が言われる「面白いこと」とは、“どこかに誰か隠れホモはいねーか?”だとか“新たなカツラ装着タレントを知らねーか?”といった事柄を指しています。

 わたくしの師匠は、いつだってホモ&カツラ探しに余念がない方なのです。以前、いつものように殿から「何か最近、面白いことはねーか?」と問われ、「最近はちょっとないですね‥‥」といった返事を3週続けて返したところ、“近頃のお前は、カツラ&ホモ探しにおいての熱が足りないぞ。しっかりしろ!”といった感じの、大変険しい表情をされたことさえありました。

 殿の中で、ホモ&カツラ案件は、けして遊びではないのです。

 で、楽屋にて殿から問われ、これといった“新ネタ”がない場合は、大した会話もなく、その後はただテレビを見るだけとなります。

 あれは2年程前、そんな流れのもと、楽屋にて殿とテレビを見ていると、男子高校生が新体操で奮闘をする、あるドラマが始まったのです。殿はそのドラマを目にするなり、

「何だこれ、男の新体操のドラマなんて誰が見んだ!

 と、まずは軽く感想を漏らすと、

「何か他にやってねーのか」

 と、見切りをつけ、チャンネルをザッピングしだしたのです。

 が、ひととおりチャンネルをチェックし終わると、

「しょうがねーな。これでいいか」

 とつぶやき、再度、男子新体操部のドラマにロックオンし、ブツブツ文句を言いながらも、しっかりと最後まで鑑賞されたのです。

 そして翌週の土曜、やはり諸々用事を済ませ、楽屋にてテレビをつけた殿は、「あれやってねーのか?」と、ひと言漏らすと、その週も新体操ドラマへとチャネルを合わせ、画面に映るささいなことに細かくツッコみながらも、やはり最後まできっちり鑑賞されたのでした。

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