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脂肪を減らして足腰強化!階段は「登る」より「降りる」が効果的

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 都市部では交通網が発達し、地方ではクルマ移動が主な手段になっている現在、人々の歩く機会は極端に減っている。そこで気になってくるのが、足腰の筋肉の衰えとエネルギー消費の減少、つまり体脂肪の蓄積だ。それを自覚してか「健康のために必ず階段は登るようにしている」という人も意外と多い。これはいい心掛けである。

 しかし、もっとカンタンでラクに足腰の筋肉を鍛え、体脂肪を減らせる方法があるとしたらどうだろうか?

 それが「階段を降りる」という方法。通常、筋肉が能動的に力を発揮するのは“収縮するとき”だ。しかしその一方で、引き伸ばされるときには動きにブレーキをかけるような働きもする。実はこのとき、筋肉は縮まるときよりも大きな力を出しているのだ。荷物を動かそうとする際に、持ち上げるよりも、降ろすほうがラクに感じるのはそのため。決して重力が働くからだけではないのである。

 しかも、この時に力を発揮する速筋と呼ばれる筋肉は収縮時よりも使われる量が少ないので、筋肉にとっては過酷な状況になる。それがエネルギー消費を増やし、筋肉をより太く、強くするために効果的な刺激となるのだ。

 もちろん階段を登ることも有効だが、足腰を鍛えながら体脂肪を減らしていきたいのであれば、息が切れることも少なく、ラクに感じる「階段降り」を積極的に行うほうが効果的。今日から早速、駅や会社ではじめてみよう。

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