政治
Posted on 2024年07月06日 05:58

岸田文雄「次は『伝える力』が求められる」まだ総裁選へ意欲に自民党閣僚経験者が「は? 今さら?」

2024年07月06日 05:58

 アメリカのバイデン大統領に対して、11月の大統領選から撤退するよう求める動きが、身内であるはずの民主党内から噴出している。6月27日のテレビ討論会での応対を見る限り、とてもあと4年間も大統領を務めるのは無理だと、リベラル派の米紙ニューヨーク・タイムズからも酷評されたことを受けたものだが、日本でも同じことが言える。9月の自民党総裁選で再選を目指す、岸田文雄首相のことである。

 報道各社の6月の世論調査を見てみると、「支持する」が前月比で下がった7社のうち、NHKは21%、読売新聞は23%と、政権発足後最低、または最低タイを記録した。「支持しない」は毎日新聞の77%をはじめ、時事通信を除く7社が60%を超えた。

 にもかかわらず、バイデン大統領と同様、岸田首相本人は再選への意欲を持っている。7月5日発売の月刊誌「Voice」のインタビューで、6月29日に発足から1000日を超えた政権運営について語った中で、これまでは「聞く力」や「決める力」を意識してきたが、「次の段階として決めたものを国民に『伝える力』が求められている」と強調した。さらには「少しずつだが政治家として進化しようと精進しているところだ」とも述べている。

 これを読んだ自民党のある閣僚経験者は、

「開いた口がふさがらない。国民に伝える力は『次の段階』ではなく、政権発足当初から求められているのに、岸田首相には説明不足が常につきまとい、今さら『進化しよう』と言っても遅い」

 そう吐き捨てるように酷評するのだ。

 焦点はバイデン大統領と同じく、誰が岸田首相に退陣に向けた「鈴」をつけるか、だ。バイデン大統領のジル夫人は、再選すべきと中央突破論を唱えているが「(撤退を説得する)最後の望みはジル夫人だけだ」と言われている。岸田首相の場合も、裕子夫人が「現実を直視して下さい」とアドバイスするしかないのかもしれない。

(田中紘二/政治ジャーナリスト)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年03月25日 07:00

    もう長いこと、毎週日曜日の視聴がルーティンになっていた2つの番組が、3月29日に揃って終了する。ひとつは1985年10月にスタートした「アッコにおまかせ!」(TBS系)。近年は和田アキ子の失言・暴言・妄言がたびたびSNSで炎上し、「早く終わ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    スポーツ
    2026年03月26日 06:45

    「過去20年間、予想してていちばん難しいですね、今年が。今までこんな難しいことは経験がないですね」これは今季の巨人の順位を予想するにあたり、野球解説者の江川卓氏が発した率直な言葉である。なにしろ投打において、不確定要素が多いのだ。YouTu...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年03月26日 11:15

    今季のプロ野球パ・リーグでは、就任5年目の日本ハム・新庄剛志監督が掲げる「ぶっちぎり優勝」に向けて、自信満々だ。開幕カードは敵地でのソフトバンク戦(3月27日・みすほペイペイドーム)。オープン戦では巨人が8年ぶり首位となったが、実は日本ハム...

    記事全文を読む→
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/3/17発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク