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記事全文を読む→熱中症でバッタバッタと倒れて降板…プロ野球「過酷な球場」をどうにかできないのか
日本各地で記録的猛暑が続く中、プロ野球界の熱中症問題が、さらに深刻化の度合いを深めている。
例を見ていこう。7月19日のヤクルト×DeNA戦(神宮)では、DeNAの先発投手ジャクソンが4回途中、マウンドでしゃがみ込むと、ドリンクを求めるジェスチャー。そのまま緊急降板となった。熱中症による脱水症状だった。
7月5日の西武戦(ベルーナドーム)に先発したロッテの小島和哉が7回途中でマウンドを降り、その2日前には中日・涌井秀章が群馬・敷島球場での巨人戦に先発登板したものの、5回途中で投球終了。いずれも熱中症の症状があったとみられている。
1軍の場合、空調の効いたドーム球場があるため、8月にドームでの試合を増やすなどの対策はないわけではないが、過酷な状況に置かれているのは2軍だ。
8月15日に広島2軍の本拠地・由宇練習場で、くふうハヤテとの試合が行われた際のこと。カープアカデミー出身でくふうハヤテのジェリソン・バスケスが熱中症で倒れ、担架で運ばれる事態が発生した。この日、由宇は36度を超える猛暑日だった。
かつての由宇練習場はセンター側に電気が通っておらず、スコアボードなどはすべてアナログ。2015年に改修され、電光掲示板になったが、いまだ照明設備はなく、ナイターでの試合はできない。以前から夏の暑さで体調を崩す選手は少なくなかった。
ナイター設備がないのは、由宇だけではない。PayPayドームと同じ広さで3000席超の観客席があるHAWKベースボールパーク筑後など一部の球場を除くと、他の球団もどこも似たりよったりの環境にある。熱中症対策はむしろ、1軍よりも急がれるのではないだろうか。
ファンとしては、2軍の施設を充実させることで、ひとりでも多くの選手を1軍に送り出してほしいところ。将来有望な選手が熱中症に見舞われ、シーズンを棒に振るようなことがないよう…。
(ケン高田)
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