スポーツ
Posted on 2024年08月24日 05:58

【今週の札幌競馬】ABCDランク通りに決着するわけではない「WASJ」は「1勝もせずに優勝」もアリ

2024年08月24日 05:58

「2024ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)」が札幌競馬場で今週の土・日にわたり、4レースが行われる。出場騎手はJRA選抜7人、ワールドオールスター選抜7人(外国騎手6人、地方競馬所属騎手1人)だ。

 すでに抽選が行われ、騎乗馬は決まっている。公平を期すために、近走成績から出走馬をABCDの4ランクに分け、全騎手に各ランクの馬が1頭ずつ当たるようにしているが、そのランク通りに決着するわけではない。そこが面白いところだ。

 WASJは過去7回行われているが、チーム優勝は全てJRA選抜で、優勝騎手は第1回ジョアン・モレイラ(香港)、第3回ユーリコ・ダシルヴァ(カナダ)以外はJRA騎手だ。昨年は岩田望来が1勝もせずに優勝したが、今年は誰がトップに立つのか。

 札幌のメインは日曜に行われるキーンランドC(GⅢ、芝1200メートル)。9月29日に行われるスプリンターズSをニラんで、スプリント自慢の馬が多数出走してくる。

 人気になるのは昨年の優勝馬ナムラクレアだろう。スプリンターズS3着、高松宮記念2着の実績は、ここに入ると断然。55キロの斤量も有利だ。気になる点があるとすれば、当レースに2勝した馬が過去に1頭もいないことか。リピーターにとっては厳しいレースになっている。

 注目しているのは、3歳牝馬のエトヴプレと、レーン騎乗のサトノレーヴだ。前者は桜花賞5着のスピード馬で、53キロの斤量が魅力大。後者は目下2連勝中で、前走の函館スプリントS(GⅢ)を勝利している。

 新潟では新潟2歳S(GⅢ、芝1600メートル)が行われる。昨年の勝ち馬アスコリピチェーノがのちに阪神ジュベナイルフィリーズを勝利したように、出走馬からは何頭ものGⅠ馬が出ている。そうした意味で、見逃せない一戦なのだ。

 人気は新馬戦絶好調の森秀厩舎(新潟2歳戦で6戦5勝、2着1回)が送り出す外国産馬シンフォーエバーと、サートゥルナーリア産駒のコートアリシアンの2頭に集まっている。快勝した新馬勝ちからそれも当然だが、個人的にはバゴ産駒のトータルクラリティに注目している。

 6月の新馬戦で評判馬ラトラースを差し切ったレースは圧巻だった。終い11秒8-11秒4-10秒8の極端な加速ラップ=決め手比べを制したのだ。ストライドが大きく、追うとグングン伸びるのが特徴で、大物感を抱かせる。

 バゴ産駒の重賞制覇は2021年の神戸新聞杯(GⅡ)でのステラヴェローチェが最後となっているが、3年ぶりに勝ってGⅠの舞台でも活躍することを願うばかりだ。

(兜志郎/競馬ライター)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    エンタメ
    2026年06月13日 15:00

    夏といえばそうめんと冷やし中華だが、中華料理チェーン「熱烈中華食堂日高屋」は6月12日から、夏季限定の新メニューを売り出した。「冷し担担麺」(750円)である。社内試食の段階でも人気が高かったという、冷たくて辛い、まさにこれからの季節にピッ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    芸能
    2026年06月15日 20:30

    女性タレントや女優を褒める際に「等身大」「サバサバしている」などという表現がよく使われる。「自分を飾ることがなく、細かいことにこだわらない」ことが同性に愛される大きな要素ということなのだろうが、私にはこれらの言葉がポジティブなこととして捉え...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    芸能
    2026年06月18日 20:00

    タレントのボビー・オロゴンこと近田ボビー容疑者が6月14日、知人女性に対する不同意性交の疑いで千葉県警に逮捕されたが、芸能記者はこんなことを言うのだ。「ボビー容疑者は自身の知名度を悪用しいろいろやらかしているが、表に出ているのは氷山の一角。...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/6/9発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク