社会
Posted on 2024年09月12日 05:59

小田急電鉄「新型ロマンスカー」車両製造開始で「展望席」はどうなるのか

2024年09月12日 05:59

 ついに新たなロマンスカーが登場する。小田急電鉄は9月9日、新型ロマンスカーの設計に着手したことを発表したのだ。

 新型車両は特急ロマンスカー・EXE(30000形)を置き換え、VSE(50000形・写真)の後継として位置づけられる。内外装のデザインは「株式会社COAコア一級建築士事務所」と共同で行い、製造は「日本車輌製造株式会社」が担当する。2029年3月の運行開始を予定している。

 小田急ロマンスカーは1957年に3000形で運行を開始し、都心と小田原を結ぶ特急列車として利用されてきた。1963年には前面展望席が設けられたNSE(3100形)、2005年には東京メトロに乗り入れるMSE(60000形)などが登場し、今も多くの人に利用されている。最新の車両は、2018年に登場したGSE(70000形)だ。

 新型車両はロマンスカーのブランドを継承しながら、上質な移動時間を提供するという。ここで気になるのが、展望席が設置されるかどうかだが、小田急電鉄はどちらになるのか明らかにしていない。

 展望席はロマンスカーの象徴になっているが、1996年に登場したEXEやMSEには展望席が設けられていない。新型車両はEXEを置き換えるものであり、展望席が設置されない可能性があるのだ。一方で展望席のあるVSEの後継であるため、設置されるとの見方もある。鉄道ライターの見解はどうか。

「まったくわかりませんが、VSEの後継ですので、設置されるのではないでしょうか。ただし近年は、ロマンスカーは平日であれば通勤ライナー的に利用されることが多く、朝の上り列車が『モーニングウェイ』、夕方の下り列車が『ホームウェイ』として走っています。それを考えると、展望席を設置しない選択肢があるかもしれません。展望席のファンは多いので、ぜひとも残してほしいですが」

 2029年3月の運行開始が楽しみである。

(海野久泰)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年03月25日 07:00

    もう長いこと、毎週日曜日の視聴がルーティンになっていた2つの番組が、3月29日に揃って終了する。ひとつは1985年10月にスタートした「アッコにおまかせ!」(TBS系)。近年は和田アキ子の失言・暴言・妄言がたびたびSNSで炎上し、「早く終わ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    スポーツ
    2026年03月26日 06:45

    「過去20年間、予想してていちばん難しいですね、今年が。今までこんな難しいことは経験がないですね」これは今季の巨人の順位を予想するにあたり、野球解説者の江川卓氏が発した率直な言葉である。なにしろ投打において、不確定要素が多いのだ。YouTu...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年03月26日 11:15

    今季のプロ野球パ・リーグでは、就任5年目の日本ハム・新庄剛志監督が掲げる「ぶっちぎり優勝」に向けて、自信満々だ。開幕カードは敵地でのソフトバンク戦(3月27日・みすほペイペイドーム)。オープン戦では巨人が8年ぶり首位となったが、実は日本ハム...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/3/17発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク