スポーツ

清原ジュニアはどうなる!? 球界2世選手の「成功率」を調べてみた

 ドラフト候補の慶応大学4年生、清原正吾内野手がプロ志望届を提出した。父親は西武、巨人、オリックスで活躍した、あの清原和博氏。引退後こそお騒がせであるものの、プロ通算本塁打は歴代5位と、偉大な選手である。

 そんな父を持つ正吾は中学、高校時代は野球から離れ、大学入学とともに再び野球部に入部したという変わり種だが、今春の東京六大学でベストナインに選ばれるなど、この大学4年間でプロの目にとまるだけの成長を見せている。

 これまでも球界には2世選手がたびたび誕生したが、偉大な親の前では子が霞むのか、「成功率」は決して高くない。

 有名なのは、長嶋茂雄氏と野村克也氏のケースだろう。息子の長嶋一茂、野村克則はプロ入りしたものの、成績は決していいとは言えず、「親の七光り」の域を超えられなかった。

 いわゆるエース級、主砲級の選手の息子が同じように活躍した、という例はほぼ皆無だ。例えば巨人でリリーフエースを張った角盈男氏は長男が米3A、次男がロッテの選手になったがいずれも大成せず、球界を去った。

 犠牲バントの世界記録を樹立した川相昌弘は、次男が巨人に入団したが、3年間で1軍出場ゼロに終わり、コーチだった父自身が戦力外を告げている。

「むしろ大活躍しているのは、あまり活躍できなかった父親を持つ2世選手でしょう。2000年に首位打者と新人王のタイトルを獲得した横浜の金城龍彦や、阪神と日本ハムで通算976安打の坪井智哉がそうです。例外はヤンキースでも大活躍した黒田博樹ぐらいでしょうか。父親は南海のレギュラー外野手でした」(スポーツ紙デスク)

 現役選手では、今季開幕からスタートダッシュを決めたDeNA・渡会隆輝(父は元ヤクルトの渡会博文)が話題をさらったが、現在は調子を落として2軍生活を強いられている。

 一方で、今季から日本ハムにFA移籍した山崎福也(父は元巨人、日本ハムの山崎章弘)は、エース格として働いている。

 では「清原ジュニア」はどうなる…。

カテゴリー: スポーツ   タグ: ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    「王座戦」初防衛に王手をかけた「鬼神・藤井聡太」の勝利の方程式は「パイナップル・キノコ抜き・室温20度」

    いくら漫画でも、こんな展開は描けない。将棋の第72期王座戦5番勝負第2局が9月18日、名古屋市の名古屋マリオットアソシアホテルで行われ、午前9時の対局開始からわずか30分で76手まで進む「AI超速将棋」を藤井聡太七冠が制して2連勝。王座戦初…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
楽天・田中将大「日本ハムにトレード」画策の「新庄監督なら再生してくれる」200勝フィーバー商法
2
山田邦子が禁断暴露!「トド発言スキャンダル」あの大御所芸能人に「いっぱいイジメられた」
3
【意外事実】巨人が4年ぶりに優勝できたのは「筒香嘉智が古巣DeNAに戻ってくれたおかげ」
4
「格付けチェック」でなんと…小学生ガールズバンドに負けたSHOW-YAの「還暦ロック」寄る年波
5
ひっそり終了「ジョンソン」で振るわなかった「モグライダー」急失速の原因がわかった