スポーツ
Posted on 2024年09月19日 09:56

武豊番・片山良三「栗東ナマ情報」〈オールセインツを先物買い!〉

2024年09月19日 09:56

 ダービー馬ダノンデサイルは菊花賞直行。皐月賞馬ジャスティンミラノは天皇賞・秋に直行。というわけで、タイトルホースの参戦がない神戸新聞杯になったが、これはこれで挑戦者決定戦として非常に興味深い組み合わせだ。

 ダービー最先着馬は4着のサンライズアースだったが、これが夏負けからの立ち直りに手間取って回避の表明。そうなると、ジューンテイクの10着が最先着で、この着順では格上感などまったくなし。春の実績にこだわりすぎないスタンスで臨むのがよさそうだ。

 4戦3勝のオールセインツは、未勝利勝ち直後の京都新聞杯の大敗(13着)以外は、3勝とも上がり最速を記録しての好内容。友道厩舎の馬は距離が延びるほどよさが出てくる馬ばかりだし、これに坂井瑠騎乗とくれば先物買いの人気が集まるのも必然の流れだろうか。少なくとも掲示板以内という気はしている。

 バッデレイトは、5月デビューで3戦2勝。前走の阿賀野川特別がハナ差の2着。2勝クラスを勝てずに重賞というのは気になるが、戦力分析の確かさが売りの上村厩舎だけに、成算あっての挑戦とみていい。岩田望騎手が菊花賞参戦を実現してみせるか。

 メリオーレムは、川田騎手での参戦。2勝クラスの特別を勝ったばかりだが、これが4馬身差の楽勝。春はプリンシパルS2着で、あとひと息でダービー参戦にも届いていた実績があり、この夏、さらに力をつけた馬としてクローズアップされる存在だ。

 相当な素質を秘めていそうなのはウエストナウにも言える。デビュー戦を勝った後の京都新聞杯で2着。ところが、1コーナーの手前で外に飛んで調教再審査となった(横山典騎手には1日の騎乗停止処分)。それでも2着に粘ったあたりに潜在能力の高さを感じるわけで、これも怖い1頭。

 武豊騎手は3戦2勝のサブマリーナに騎乗。春の時点で2000メートルを1分58秒0という速い時計で勝っており、この2勝馬も鞍上込みで不気味だ。

 不気味といえば、ダービーを直前に取り消したメイショウタバルだ。毎日杯の優勝は、逃げて上がり時計も最速という文句なしの内容だったわけだが、この馬の逃げは阻止しようとしてもできない圧迫感がある。ここも単騎逃げは確実で、勝たれても文句は言えない。

 他にも伏兵は多く、これほど難解なレースも珍しいほどだ。

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