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記事全文を読む→「無理に選ぶな」「なぜ大谷翔平に!?」正力松太郎賞の選考実態に野球ファンがソッポの「存在意義」
この「選出」に100%納得する野球人は、どれだけいるのだろうか。
今シーズンのプロ野球で最も功績のあった監督や選手に贈られる「正力松太郎賞」が発表され、DeNAを26年ぶりの日本一に導いた三浦大輔監督が、球団監督史上初の受賞となった。また、ドジャースの大谷翔平には特別賞が贈られた。表彰者には金メダルと賞金500万円(特別賞は賞金300万円)が授与される。
正力賞は日本プロ野球の生みの親とされる、読売新聞社社主であった正力松太郎氏の業績を称えて、1977年に創設。「プロ野球の発展に大きく貢献した人物」を対象にしているものの、実際は「日本シリーズ優勝監督」であることが多く、ご多分に漏れず、今年も下剋上を果たした三浦監督が選ばれることになった。
球団では1998年にシーズン最多セーブ記録、セ・リーグMVPに輝いた佐々木主浩以来2人目とあって、DeNAファンの喜びは大きい。
だが、こんな側面も。例年「日本シリーズ優勝監督」が受賞することが定番化している上、リーグ優勝どころか、2つしか貯金を作れず、首位・巨人から8ゲームも離されたDeNA指揮官が選ばれることには、疑問が出て当然である。さらに、メジャーリーグの大谷が選出されたことにも、違和感を覚えるファンは少なくない。
「もう日本シリーズ優勝監督賞に改名しろ」
「無理に選ぶ必要もないだろ。沢村賞みたく、今年は受賞者なしでもよかったのに」
「NPBの選手にあげろよ。ホントにみんなメジャー行ってしまうわ」
「なにがなんでも大谷の名前を使いたいんだろうな」
そんな揶揄ともアキレ返ったともとれるホンネが渦巻いているのだ。
過去にリーグ優勝チーム以外の監督が正力賞を受賞したのは、2006年にWBCで日本代表を優勝に導いて受賞した王貞治監督(ソフトバンクでリーグ3位)を除いて、2007年の中日・落合博満監督の2位、2010年のロッテ・西村徳文監督の3位、そして2018年と2019年ソフトバンク・工藤公康監督の2位に次いで、三浦監督が4人目、5度目となる。
近年はそもそも正力松太郎氏を知らない野球ファンが多く、賞自体の存続意義に疑問の声があるのも確か。時にはサプライズ受賞があってもいいのではないだろうか。
(ケン高田)
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