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記事全文を読む→上田慎一郎「ロビーに出てきた内野さんが握手を求めてくた」/テリー伊藤対談(4)
テリー これ、もう試写とかは?
上田 関係者試写とかは3回ぐらいやったんですかね。
テリー どうですか、皆さんの反応は。
上田 内野さんが最初の試写に来てくださって。どういう顔で出てくるか緊張したんですけど、ロビーに出てきた内野さんが握手を求めてくれて、「ホッとしたよ」って言ってくださった。うれしかったですね。
テリー あ、そう。何よりの言葉だね。
上田 そうですね。ロビーで待ってる時ってメチャクチャ緊張するので。
テリー これ、舞台挨拶もあるんですよね。
上田 あります。11月7日に完成披露試写会があって(対談は10月)、22日の公開初日の舞台挨拶には主要キャストが勢ぞろいすると思います。また、これからお客さんにどう見てもらえるのか、緊張しますね。
テリー でも、すごく面白いから。僕が言うのもおこがましいけど、皆さん「おっ、上田監督やるな」って感心するんじゃないかな。
上田 SNSでもそういうのを見るんですよ。「新作どうだろう」「上田監督の真価を問おう」みたいな(笑)。
テリー みんな見たら黙ると思いますよ。まだ新作の公開前ですけど、これからはどんな作品を撮りたいんですか。
上田 今ちょうど脚本を書いてるんですよ。ちょっとSFの要素が入ったものですね。オリジナル作品で。これもかなり自信があって。
テリー お金かかりそうですね、SF要素が入ってるということは。
上田 かかると思いますね。僕は「カメラを止めるな!」で世に知ってもらえたと思うんですけど、いまだに紹介される時は「あの『カメ止め』の」って言われるんですよ。たぶん、そう紹介するのが一番わかりやすいじゃないですか。
テリー そうだよね。
上田 だから、早くそれを更新したいと思いますね。
テリー 今回の作品で更新すると思いますよ。じゃあ、最後に改めて見どころを。
上田 見どころはいっぱいあるんですよ(笑)。まず1つは、副題の「公務員と7人の詐欺師」。7人の詐欺師とは誰だったのかみたいなことを考えて見ていただくと、楽しめる部分が増えるかもしれないです。
テリー ああ、そうですね。最後まで見ると「そういうことだったのか」ってね。
上田 というのと、誰もが楽しめるハリウッド映画のような娯楽映画を目指したんですけど、イメージとしては、「オーシャンズ11」のようなフィクションの世界に、日本の普通のおっちゃんが、交じっちゃったみたいなおかしさとか、楽しさみたいなものが表現できたらいいなと思って作ったんですね。だから内野さんと一緒にフィクションの世界に飛び込んでいただければと思います。あと‥‥。
テリー いいですね。どんどん言っちゃってください(笑)。
上田 ある意味で映画って、自分とお客さんとの勝負だと思ってるんです。先のストーリーを頑張って読もうとしてくださっても、僕はそれに負けじと、読めないように作ったので。勝負のつもりで劇場に足を運んでいただければと思います。
テリーからひと言
上田さん、会うといつも飄々とした感じだけど、実はすごく熱い人なんだよな。みんな今回の作品でほんとにビックリすると思う。俺は完全にダマされました(笑)。
ゲスト:上田慎一郎(うえだ・しんいちろう) 1984年、滋賀県出身。中学生の頃から自主映画を撮りはじめ、独学で映画を学ぶ。2009年、自主映画制作団体を結成。10本以上を監督し、国内外の映画祭で46冠を獲得。2018年、初の劇場用長編「カメラを止めるな! 」が2館から350館へ拡大する大ヒットを記録。その後、「スペシャルアクターズ」(2019年)、「100日間生きたワニ」(2021年)、「ポプラン」(2022年)が劇場公開。2023年には縦型短編監督作「レンタル部下」が第76回カンヌ国際映画祭による「TikTokShortFilmコンペティション」にてグランプリを受賞。最新監督作「アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師」が、11月22日(金)より新宿ピカデリーほかで全国公開される。
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