スポーツ
Posted on 2024年11月25日 17:59

【プレミア12】侍ジャパン「まさかの準優勝」で際立った台湾監督と楽天・辰巳涼介「言葉の差」

2024年11月25日 17:59

「第3回WBSCプレミア12」は、台湾の劇的勝利で幕を閉じた。侍ジャパンは巨人・戸郷翔征を決勝のマウンドに送ったが、5回に先頭のリン・ジャーチェンが右中間席へ先制ホームラン。さらに一死一・二塁と戸郷を攻め立てると、3番のチェン・ジェシェンが、150キロの直球を右翼席へ運び、4得点。侍ジャパンの国際大会の連勝は27で止まった。

 試合後、台湾のツェン・ハオジュ監督は「シャンパンファイト」を辞退。そしてこう言ったのである。

「ここは日本プロ野球のフィールドだ。勝利を祝うことはできるが、この喜びを台湾に持ち帰ることを望んでいる」

 念願の初優勝に大喜びしたい気持をあえて封印する、謙虚な姿勢を見せたのだ。

 結果とともに対照的だったのは、侍ジャパンの姿である。抑えを任された巨人の大勢は首にかけられた「銀メダル」をすぐに外すと、

「自分が欲しかったメダルの色ではなかった。かけていると悔しさがこみ上げてきて…」

 これは「勝者への敬意に欠ける」あるいは「同じ大会で戦ってきた人たちに失礼」と言われかねないものだ。

 試合前の円陣では、楽天・辰己涼介の言葉に「おごり」が見て取れたとの指摘も。金子誠コーチから「令和のスーパースター、辰己」と紹介を受けると、

「どうも、未来から来ました。未来といったら、今日の夜の12時ぐらいから来たんですけど。もう、答え言っていいですか。優勝しています。なので道中に先制されようが逆転されようが、気にしなくて大丈夫です。焦ることなく、自分が出せる力をみなさんが出し切って下さい。優勝おめでとう! それではいきます。さぁ、いこう!」

 ムードメーカーとしてナインを鼓舞した辰巳らしい言葉なのだが、まさかの敗戦となっては「相手を見下すような、不用意な発言」となってしまった。

 出場国の中で日本の実力は抜きん出てはいたが、今季のプロ野球はDeNAの下剋上をがあった。勝利を確実に手にするためには、台湾のツェン監督のような謙虚さが必要だったのかも…。

(ケン高田)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    女子アナ
    2026年04月04日 18:00

    この春も、フレッシュな美女アナ1年生たちが各局に入社。振り返れば、のちにエースとして君臨したレジェンドたちにも若葉の頃はあった。しかし、彼女らは初々しさもそこそこに、スタートから段違いの未来を嘱望された「破格の新人」だった。かつて&ldqu...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年04月02日 11:30

    プロ野球の世界では毎年のように「オフの戦力外通告」が大きなニュースになるが、まさかアナウンサーにまでその波が押し寄せるとは、当の本人も思わなかっただろう。日本ハムが今季、本拠地エスコンフィールドでのホーム戦ヒーローインタビューを、各局アナウ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年04月03日 07:30

    「『母に捧げるバラード』でやっと、どこの会場に行っても1000人ぐらいお客さんが集まる人気を獲得したんですよ。紅白歌合戦に出て、これで一説によれば、10年食えるって。それが翌年からローカル歩き出したら、みるみるお客さんが引いているの」これは...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/7発売
    ■550円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク