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記事全文を読む→山本太郎「私が総理大臣になる必要はないと思ってます」/テリー伊藤対談(4)
テリー さっき国会で存在感を示すにはせめて20議席は欲しいっておっしゃったじゃないですか。そのために、これからどういう作戦を考えてるんですか。
山本 全国を回りながら色々な人たちと話をしていくことは徹底してやってますから、時間はかかったとしても拡大はしていくと思うんですよ。
テリー 全国で「おしゃべり会」というのをやってますよね。集まった人から質問を受け付けて、山本さんが答えていく。
山本 そうですね。私たちが言っていることはブレてないし、そういうことをずっと続けていれば理解してくれる方も増えていくと思うんです。ただ、この日本が壊れていく状況に対して一刻も早くブレーキをかけたいという思いがありますから、時間をかけられないという焦りもあります。早くキャスティングボートを握れるような状態になりたいと思いますね。
テリー 僕ね、山本さんのことは昔からの仲間だと思ってるんですね。
山本 はい、そうですね(笑)。ありがとうございます。
テリー だから政見放送なんかも「頑張ってるなぁ」って思いながら見るんですけども。山本さん、今日もそうだけど、顔が怖いよね。
山本 ああ。よく言われます(苦笑)。
テリー 言ってることはほとんど賛同できるんだけど、「今の日本はこうなんだ。経済を立て直さないと。失われた30年を取り戻すぞ」って、何かだんだん怒られてるような気になってくるんですよ。
山本 なるほど。
テリー もちろん、テレビとは全然違う世界だから比べてもしょうがないのかもしれないけど、テレビの会議って面白くしゃべらないと企画が通らないんですよ。
山本 話を聞いてもらう前の段階ですから大事なことですよね。そういう見せ方の部分は、なかなかアプローチできてないですよね。
テリー 最初に「男前だね」って言った時に、ニヤッとしたじゃないですか。
山本 いえいえ、そんなことないでしょう(笑)。しました?
テリー うん。そういう顔もテレビでは全然見せないじゃないですか。
山本 そんな間がないですよね。
テリー 今はリミッター切ってるっておっしゃってたし、「俺が引っ張っていかなかったらダメだ」って気を張ってる部分もあるんだろうけど、もうちょっと笑顔というか、「こういう柔らかいところもあるんだ」っていうところを出していくと、もっとドカーンといくんじゃないかと思います。
山本 ありがとうございます。
テリー 政治家としての夢は、最終的には総理大臣なんですか。
山本 いや、私が考えているようなことを実現してくれる人がいるなら、必ずしも私が総理大臣になる必要はないと思ってます。その人をサポートした方が早いかなとも思うので。ただ、今のところそういう人が見当たらないので、だったら自分がやるしかないかなっていうふうに思ってますね。
テリー じゃあ、当面は何よりも日本経済の立て直しだ。
山本 そうですね。こんなに貧富の差が拡大しているのは、個人の責任じゃなくて、国家の運営だったり、政治に問題がある以外考えられないんですよね。それが今は、どちらかと言えば「あなたが頑張らなかったんだから、しょうがないよね」という個人の責任にされてしまっている。まずは、この国の一人一人が人間の尊厳を守れる暮らしができるようにしないと。そのためには経済を安定させることが重要だと思います。
テリーからひと言
山本さんに対しては、やっぱり仲間意識があるし、勝手に身内みたいな感覚で見ちゃうんだよな。くれぐれも体に気をつけて、日本のために働いてください。
ゲスト:山本太郎(やまもと・たろう)1974年、兵庫県生まれ。1991年、高校1年生時に「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」の「ダンス甲子園」に出演し、芸能界入り。2011年の東日本大震災の後に反原発活動を開始。2013年、参議院議員選挙に東京選挙区より出馬し当選。以降、政党「生活の党と山本太郎となかまたち」などの共同代表を経て、2019年4月、「れいわ新選組」を旗揚げ、代表を務める。2021年、衆議院議員選挙に東京ブロックより出馬し当選。2022年、参議院議員選挙に出馬するため衆議院議員を辞職。同年、参議院議員選挙に東京選挙区より出馬し当選。原発問題、被曝問題、TPP問題、労働問題、社会保障制度改革、人々のための経済政策、表現の自由に関わる問題等に特に深く関わり活動中。
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