スポーツ

【大相撲初場所】八角理事長が満足顔の若隆景「小さくても真っすぐにいく相撲」で優勝もある

 かつて大関候補の一番手とされた元関脇・若隆景。再入幕から3場所連続で2桁勝利したことで、初場所(1月12日初日)は三役復帰が濃厚である。

「またしっかりと気持ちを作ってやっていきたい。まだまだ成長できる」

 本人はそう言って、手ごたえをつかんでいる様子だ。幕内上位陣との申し合いを見た八角理事長は、

「小さくても真っすぐにいっている。そういうところに好感が持てる。小さくてもおっつけながら押されない相撲を取っている。前よりレベルアップしている」

 なにやら満足げなのである。

 上位陣を見渡せば、豊昇龍戦はこれまで若隆景の4勝9敗と負け越しているが、若元春戦の3勝15敗とは様相を異にする。相撲ライターが解説する。

「先場所、負けはしましたが、低い立ち合いから攻め込んでいました。最後、豊昇龍が捨て身の小手投げで制しています。この相撲を見る限り、対戦成績ほど苦手にしているとは思えませんでした。3年前の秋場所では豊昇龍が一本背負いで破っていますが、土俵際まで攻め込まれて、これまた捨て身のワザを繰り出した。兄との一番とはだいぶ違います」

 結局、小兵の若隆景が豊昇龍に大きな相撲を取られて、敗北を喫している。八角理事長はそうした相撲の流れを見て、前よりレベルアップしていると評価しているのだ。先の相撲ライターは力強く言った。

「若隆景が二桁勝つのは間違いないと思いますよ。場合によっては、優勝すらあると思いますね」

(蓮見茂)

カテゴリー: スポーツ   タグ: ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
「京都崩壊」の信じがたい現実…外国人観光客専用都市に激変した「不気味な風景」
2
商品価値が落ちたヤクルト・村上宗隆「メジャー計画変更」で大谷翔平と同じ道を
3
土壌ラドン濃度・衛星観測・上空発光…火山噴火と大地震「前兆キャッチ」の新技術がスゴイ!
4
山尾志桜里の「公認取り消し」騒動を起こした玉木雄一郎は「榛葉幹事長人気に焦った」って!?
5
フジテレビ・山本賢太アナが行方不明に!? 「代役」登場と「謎のテロップ」