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1993年オフにプロ野球界に導入された「FA権」は2度の改正を経て、現在の出場選手登録(1軍登録)145日を1年と換算し、累計7年から8年で取得できる形となった。
選手は出場機会の確保や憧れのチームでのプレー、より高額な年俸を手にできる可能性があり、権利獲得時には大いに頭を悩ますことになる。また、チームにとっては有力な選手を獲得できれば大きな戦力補強になるため、補償選手との兼ね合いを含め、様々な駆け引きが繰り広げられる。
昨季の最下位から今季2位に躍進した日本ハムでは、2022年の新庄剛志監督就任以降、2年連続でオリックスから伏見寅威と山崎福也を獲得。一方で、安打製造機の近藤健介がソフトバンクに移籍している。伏見と山崎は共にCクラスのため補償は必要なかったが、近藤はAクラス。代わりにソフトバンクから2016年ドラフト1位の田中正義を、人的補償で獲得している。
では彼らは新天地で、どれだけ戦力になっているのだろうか。
近藤は日本ハムで通算1000試合に出場するなど、チームの主力選手だったが、7年総額50億円超の超大型契約でソフトバンクに移籍すると、キャリアハイの全143試合に出場し、打率3割3厘、26本塁打、87打点を記録。3シーズンぶり3度目の最高出塁率タイトルを獲得したほか、二塁打、得点、四球、長打率、OPS、得点圏打率がリーグ首位という圧倒的な成績を残した。
今季は打率3割1分4厘、出塁率4割3分9厘で、自身初となる首位打者と、4度目となる最高出塁率のタイトルを獲得した。さらにはMVPを初受賞するなど、もはや球界屈指の強打者として覚醒している。
一方、近藤の人的補償で日本ハムに加入した田中正義は、守護神として2年連続20セーブを達成するなど、こちらもチームに貢献している。さすがに近藤の無双ぶりと比較すると、数字的には見劣りするが、人的補償選手としては大当たりといえるだろう。
では日本ハムにFA移籍してきた伏見と山崎はどうか。
伏見はチーム最年長の「扇の要」として、チームを6年ぶりのCS出場へと導いた。今季は3年契約の2年目であり、推定年俸は1億円。ファンからは「田宮裕涼や進藤勇也のような若手の成長も楽しみだが、伏見がどんな時もどっしり構えていてくれるのは心強い」と信頼されている。
山崎はオリックス最終年に続いて、2年連続の二桁勝利を達成。ロッテとのクライマックスシリーズ第2戦では、ここ一番のロング救援を見事にこなし、解説者の大矢明彦氏から「あのピッチングがなければ、サヨナラはなかった」と激賞された。
移籍により、オリックス時代の年俸6000万円から4年総額推定10億円の大型契約を勝ち取ったが、日本ハムとしても決して高い買い物ではなかったのではないか。
日本ハムはもともとFA宣言した選手の獲得には消極的で、2005年にヤクルトから移籍した稲葉篤紀のほか、わずか4人のみだが、今オフは中日からFAとなっている福谷浩司の獲得に乗り出している。
新庄監督の指揮下では、近藤というチームの柱を失ったとはいえ、今では伏見、山崎が主軸としてフル回転している。数少ないFA選手の獲得を見事に成功させている、それが日本ハムなのである。
(ケン高田)
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