政治
Posted on 2025年01月08日 17:58

USスチール買収阻止令で石破茂がアメリカに啖呵を切ったら「それならさっさと訪米しろ」

2025年01月08日 17:58

「なぜ安全保障の懸念があるのか、きちんと述べてもらわなければ、これから先の話にならない」

 アメリカ政府に対し、そう言って啖呵を切ったのは、石破茂総理だった。バイデン大統領が、日本製鉄による米鉄鋼大手USスチールの買収計画を阻止する命令を出したことについての、1月6日の三重県伊勢市での会見での発言だ。

 だが石破総理は、この決定を覆すことができる唯一の人物、トランプ次期大統領との早期会談には腰が引けている。6日夜の「プライムニュース」(BSフジ)に出演した際、

「なるべく早くアメリカに行くにこしたことはないが、日本として何を言うべきか、きちんと戦略を練らなければならない」

 そう語り、トランプ氏が就任する前の1月中旬の訪米を見送って、2月以降にした理由を説明した。

 石破総理は当初、トランプ氏当選直後の訪米を模索した。だがトランプ氏側から、ローガン法に基づき、就任前の外交交渉は制限されているなどと説明があり、見送った経緯がある。この際、わざわざローガン法を取り寄せて会談できない理由を説明させたのが、石破総理だった。

 ところがトランプ氏はイタリアのメローニ首相をはじめ、各国首脳と会談している。さらには、安倍晋三元総理夫人の昭恵さんとも夕食をともにした。これに焦った官邸では1月中の会談を模索する動きが出るなど、迷走を繰り返した。

 自民党の閣僚経験者は、悲壮な表情でこう話すのだった。

「日本国内で啖呵を切るよりも、トランプ氏に直談判して決定を覆してほしい。それができるのは石破総理しかいないが、本人に自覚があるのだろうか」

(奈良原徹/政治ジャーナリスト)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年01月14日 07:30

    昨年あたりから平成レトロブームを追い風に、空前の「シール」ブームが続いている。かつては子供向け文具の定番だったシールだが、今や「大人が本気で集めるコレクターズアイテム」として存在感を放つ。1980年代から90年代を思わせる配色やモチーフ、ぷ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月19日 07:30

    鉄道などの公共交通機関で通勤する人が、乗車の際に使っている定期券。きっぷを毎回買うよりは当然ながらお得になっているのだが、合法的にもっと安く購入する方法があるのをご存じだろうか。それが「分割定期券」だ。これはA駅からC駅の通勤区間の定期券を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月22日 07:30

    今年も確定申告の季節がやってきた。「面倒だけど、去年と同じやり方で済ませればいい」と考える人は少なくないだろう。しかし、令和7年分(2025年分)の確定申告は、従来の感覚では対応しきれないものになっている。昨年からの税制の見直しにより、内容...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/1/27発売
    ■550円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク