スポーツ
Posted on 2025年03月01日 05:59

開幕どころじゃない!プロ野球カジノ問題は解雇者が続出した「第二の大相撲賭博事件」になる

2025年03月01日 05:59

 これは「第二の大相撲野球賭博事件」となるのか。プロ野球オリックスの山岡泰輔による違法オンラインカジノの利用発覚で、とんでもないことになりそうだ。

 日本野球機構(NPB)は12球団に対し、オンラインカジノを利用したことがあれば自主的に名乗り出るようにと、選手や監督、コーチら関係者に呼びかけた。それにより、オリックス以外の球団の選手の間にもオンラインカジノの利用が広がっていたことが明らかになった。これまで「自己申告者」が、7球団14人に及んでいたからだ。スポーツ紙プロ野球担当デスクは現状について、

「どこまで全容が明らかになるのか分からないが、野球界を揺るがす騒動に発展しかねない」

 と話し、次のように続ける。

「大相撲の野球賭博事件のようになる、という話になっています。対応を間違えれば、プロ野球開幕どころではないですよ」

 大相撲野球賭博は2010年に発覚した、日本相撲協会の現役力士や親方衆などが違法賭博に関与した事件。当時の大関・琴光喜や大嶽親方(元関脇・貴闘力)など、数十人が野球賭博に関与していた。彼らの解雇をはじめ、多数の関与力士が名古屋場所の謹慎休場、協会執行部にも謹慎などの処分が下され、一時は名古屋場所開催中止も検討されたほどだった。この名古屋場所は史上初めて、NHKによる大相撲中継中止という異例の事態となったのである。

 当時、大相撲の取材を担当していた記者はこう話す。

「結局、名古屋場所は開催されたましたが、その後、暴力団との関係など様々な問題が発覚しました。当局の捜査過程で八百長問題も明らかになり、翌2011年の春場所が中止になりましたからね。当時はスポーツ紙だけでなく、一般紙も連日、1面トップの扱い。まさに大騒動でした」

 オンラインカジノに関しては、関与したスポーツ選手や芸能人が「違法だとは知らなかった」「グレーだと思っていた」などと弁明しているが、間違いなく違法行為。悪質な場合は、刑事罰も待っている。

 プロ野球開幕に影響が出ることになれば、野球ファンの目はますます大谷翔平らのメジャーリーグに向いてしまう。プロ野球の空洞化に拍車がかかることになろう。

(阿部勝彦)

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