社会
Posted on 2015年03月12日 17:59

レバー、ほうれん草…肝臓に良いと言われたものが毒になる!?

2015年03月12日 17:59

20150312kanzou

 東洋医学では春は「肝臓の季節」と言われており、この時期、肝臓の養生が肝要とされている。

 紀元前206年頃に編纂され、現存する中国最古の医学書「黄帝内経素問」には、春の3カ月間は「発陳」とある。「発陳」とは、冬の間に溜まっていたものを体の外に出していくという意味で、血の貯蔵庫の肝臓がフル回転する時期だという。

 肝臓の働きは細かいものを入れれば、少なくとも500以上あるとされ、臓器の中でも非常に大きな役割を果たしている。

 この肝の働きを助けるのが酸。代表的な酸を含む食品は、酢、梅、苺、レモン、オレンジ、ゆず、トマトや鉄分を含むシジミ、レバー、ほうれん草など。しかし、注意しなくてはならない点もある。

 老舗の漢方製薬会社・建林松鶴堂の管理薬剤師・山田徳子さんが言う。

「シジミはアミノ酸、タウリン、ビタミンB2、ビタミンB12鉄分、カルシウム、亜鉛、オルニチンなどが豊富で『生きた肝臓薬』とも言われています。しかし、肝機能障害を起こしている人には近年の研究で、逆に症状をさらに悪化させてしまうことがわかってきました。今の時期には量を控えるべきです」

 肝臓には、もともと鉄分が多く蓄えられている。そして、肝脂肪や肝炎になると鉄分が異常に多くなり、活性酸素が大量に発生し症状をさらに悪化させる。つまり、肝機能障害を起こしている人は、むしろ鉄分の多い食品を控えるべきなのだ。同様の理由でほうれん草やレバーの摂り過ぎもよくないという。

 いずれにせよ、この時期、肝臓にとって重要なのは「解毒」と呼ばれる肝機能の回復・再生だが、前出の山田氏が最後にこうアドバイスする。

「解毒促進には小食、断食が効果的です」

 肝臓に良いとされる食物も取り方を間違えると“毒”にもなるということを覚えておこう。

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年04月08日 07:00

    40年の歴史に幕を下ろした「アッコにおまかせ!」(TBS系)の後継番組が始まったが、MCに上田晋也(くりぃむしちゅー)を据えての情報番組「上田晋也のサンデーQ」だと聞いた時、「今年の『24時間テレビ』(日本テレビ系)はどうなるんだろう」くら...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年04月09日 13:00

    4月8日のDeNA戦。それは延長10回のリリーフ登板ではあったものの、ようやくプロ8年目での初勝利だった。中日・根尾昂が投手に専念して、5年目で摑んだ白星である。根尾を祝福する声は多く聞かれたが、心配なのは「チームの悪い流れ」だ。この日の先...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    スポーツ
    2026年04月10日 07:00

    本拠地でのパイレーツ戦(日本時間4月11日)に今季3度目の先発登板が予定されている今永昇太の復活のカギは、球速アップだという。15勝した一昨年に比べ、昨年はシーズン後半に打ち込まれるシーンが続いた。そのことで契約の見直しがあり、一度はFAと...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/7発売
    ■550円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク