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Posted on 2025年05月21日 17:58

大の里「横綱昇進後の土俵入り」雲竜型か不知火型かをめぐる相撲界の「意向」

2025年05月21日 17:58

 大相撲夏場所後の横綱昇進の可能性が日増しに高くなっている大関・大の里の「土俵入りの型」が、早くも相撲関係者の間で話題になっている。

 先場所に逆転優勝を果たし、今場所に横綱昇進がかかる大の里は初日から勝ち星を積み重ね、10日目終了時点で無傷の10連勝。優勝争いの単独首位を堅持している。このまま2場所連続優勝となれば「2場所連続優勝かそれに準ずる成績」という横綱昇進条件を満たすことになる。

 仮に横綱に昇進すれば、初土俵からの所要場所数(13場所)では昭和以降最短。新入幕から所要9場所での昇進は年6場所になって以降、優勝45回を誇る白鵬(現・宮城野親方)、22回優勝の貴乃花の所要12場所を上回るスピード昇進となる。

 日本出身力士の6年ぶりの横綱誕生で、大の里フィーバーが巻き起こるのは必至だが、関心が集まっているのは横綱として不知火型、雲竜型のどちらを選択するのか、という点だ。

 雲竜型はしこを踏んだ際、せり上がり時に右手を伸ばす。一方、不知火型は両手を伸ばすせり上がり方をとるという違いがある。長年、大相撲の取材に携わる相撲記者が言う。

「普通なら、師匠である二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)と同じ雲竜型になるでしょうね。同じ二所一門の昭和の大横綱・大鵬もそうでした。ただ、二所ノ関親方の師匠だった元横綱・隆の里は不知火型だったので、この可能性も否定できない。角界には『不知火型で土俵入りをする横綱は短命』というジンクスがありますが、迷信といえば迷信。白鵬は不知火型でしたしね。それでも不知火型の横綱・玉の海は在位10場所で突然、世を去り、横綱・琴櫻も双羽黒もわずか9場所で廃業していますからね」

 現在、ひとり横綱の豊昇龍は雲竜型であり、角界関係者の間では、

「二人横綱が誕生してひとりが雲竜型、もう片方が不知火型なら見栄えがする。お客さんも喜ぶと思う」

 との意見が出ている。前出の相撲記者は、

「本人の意向や師匠の意見を踏まえ、慎重かつ速やかに決めると思います」

 ゲンを担ぐ角界だけにどんな選択をするのか、楽しみだ。

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