スポーツ
Posted on 2025年06月20日 05:59

2軍でもダメ…巨人・リチャードの打撃はどこが問題か?デーブ大久保の「ワンレッグ・ステップ」分析

2025年06月20日 05:59

 プロ野球にも夏風邪のような「急ブレーキ」はある。巨人の「ロマン砲」リチャードは、26歳の誕生日を迎えた6月18日のイースタン・リーグ、ロッテ戦に「4番・DH」として先発出場。4打席連続で空振り三振を喫した。

 打撃不振にサイン見落としが決定打となり、6月13日に1軍登録を抹消され、2軍で調整中。とはいえ、4試合連続のスタメン起用にもかかわらず、打率は1割4分3厘、0本塁打、3打点、5三振、OPS.414という数字が示すのは、期待を大きく裏切る苦しい現実だった。

 リチャードはソフトバンク時代、ウエスタン・リーグで5年連続本塁打王となり、2022年にはリーグ記録の29本塁打をマークした。2軍での無双ぶりが巨人移籍の一因となっただけに、この惨状はいったい…。

 野球解説者のデーブ大久保氏がリチャードの移籍直後に分析した、スイングに潜む課題と可能性への言及が興味深い。

 デーブ氏はリチャードのバッティングについて、

「ワンレッグ・ステップゆえに、右足の支えが不十分になるため、バランスを崩しやすい」

 問題点を指摘した上で、こうも言った。

「足を高く上げた瞬間の動き出しは速く、スピードを生かせれば1軍でもホームラン争いが可能」

 素材としての爆発力を評価したのである。

 練習量について「汗をかいていないのでは」との声があることに触れると、

「巨人軍の厳格なチーム文化が、彼の人間性とプロ意識を磨くはずだ」 

 環境の変化がリチャードを成長させると期待を寄せた。

 交換要員としてソフトバンクへ移籍した秋広優人は6月14日のDeNA戦で早くも本塁打を放ち、打率2割5分、1本塁打、4打点とまずまずの成績を残している。秋広の順応ぶりが際立つほど、リチャードの苦戦がクローズアップされる構図だ。

 期待と現実のギャップに対する巨人ファンの視線は厳しい。だがデーブ氏の言葉が示すように、今後の練習環境と調整次第で、リチャードが爆発する可能性は否定できない。

「野球にもクーリングオフを」などという声がある中、リチャードが2軍でどのように修整を重ね、再び豪快な一発を見せてくれるのか。

(ケン高田)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年05月07日 07:00

    メジャーリーグの3月・4月の月間MVPにはドジャースの大谷翔平が選ばれ、投手部門での初受賞となった。5試合に先発登板して2勝1敗、防御率0.60の好成績からして、文句ナシの選出だったことは想像に難くない。しかし日本球界では、セ・リーグの3月...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年05月07日 11:30

    借金13、単独最下位。4月の時点で早くも重苦しい空気に包まれていた中日が、苦境打破の願掛けとして持ち出したのが、古来の験担ぎである「盛り塩」だった。それがわずか10日で、税込650円のおにぎりに化けた。バンテリンドームナゴヤで5月4日から発...

    記事全文を読む→
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/28発売
    ■680円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク