スポーツ

2強危うし?プロ野球「最終ペナント大予想」!(3)強すぎるソフトバンクの不安要素

20150402d

 さて、パ・リーグに目を移すと、投手、野手ともに圧倒的戦力を持つソフトバンクの優位は動かないという予想が並ぶ。

「間違いなく、ぬきんでた強さを誇りますね。唯一の不安材料があるとすれば、工藤公康新監督(51)がコーチ経験のないまま初めて采配を振るうことでしょうか。ヘッドコーチを置いていないですから、投手、野手ともにコーチ陣と密に連携を取れるか。それでもBクラスに落ちるということは考えられませんね」(野村氏)

 しかし、肝心の首脳陣の連携について、球界OBは不安を指摘する。

「工藤監督は各担当コーチを飛び越えて、選手に直接指導したがりますからね。そもそも、佐藤義則(60)、吉井理人(49)の両投手コーチをはじめ、組閣は監督の意向ではなくフロント主導で行われた。だから、空中分解を危惧する声は前々から出ていたんですけど、現在、すでに一枚岩になれているとは言えない。実はOBの城島健司氏にもオファーを出したものの、そうした不安から入閣を断られたとも言われています」

 今季からヤフオクドームはラッキーゾーンを新設。自慢の打線がホームランを量産するだろう。多少のほころびがあったほうがペナントは盛り上がるはずだ。

 昨季、ギリギリまでソフトバンクを追い詰めたオリックスは、ブランコ(34)、バリントン、中島裕之(32)、小谷野栄一(34)と大補強に成功。パの2強を形成する布陣だ。

 ただし、さらなる上位を目指すには不安も付きまとう。

「これまでエース・金子には右腕、肘の故障が付きまとい、何度も離脱をしてきました。それでも、ここ2年はフルでローテを守ってきた。それだけに、昨オフに受けた右肘手術の具合が気がかりです。開幕戦も回避しましたしね。一昨年の日本一からマー君が抜けるや、昨年、最下位に転落した楽天のように、金子がコケたら優勝は難しいだろうと思います」(伊原氏)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
江戸時代の「家政婦は見た!」将軍のシモの処理をする「大奥の女中」のスパイ活動
2
楽天・浅村栄斗「連続試合出場記録」強制ストップと「違法カジノ疑惑」の不穏な関係
3
「コメ暴言大臣の後釜に小泉進次郎」で自民党中堅議員が恐れる「コメがなければ寿司を…」
4
横浜F・マリノス「J2降格まっしぐら」の元凶は「実績ゼロの無能監督」を送り込む「大株主CFG」
5
前園真聖「タクシー泥酔暴行逮捕」を語る!「いまだ酒を1滴も飲んでいない」は本当か