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記事全文を読む→三浦瑠麗「自民党の凋落」と「日本の未来」を斬る!〈後編〉(2)「都民ファ」が政権交代勢力に
となると、自民が公明以外の他の政党と連立を組む道も出てくるが。
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対象となり得る野党の条件は、今回の参院選で伸び悩んでおり、なおかつ政策面で少しでも自民と一致点があることです。逆に伸びた政党と組めば首班を明け渡すリスクがあり、自民側が嫌がる。となれば立憲か維新でしょうか。参政党の衆議院は3議席で、組む相手としては明らかに不足。一方、公明は存在意義を出すために自民を厳しく監督する政党という立ち位置を強く打ち出してくるはずなので、新たな連立相手を迎えることには消極的。相当もめるでしょうね。
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それは野党が自民を下野に追い込むチャンス。そのためには野党一本化が不可欠だが、まとめられる存在はいるか。
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今の野党では難しいです。むしろ首長の力量で地盤を押さえている政党にも注目をしたいと考えます。例えば、都民ファーストの会。昨年の都知事選、そして今年の都議選でも小池百合子さんと都民ファの組み合わせって、まだまだ強いんだなってことを知らしめたわけですけれど、この先、小池さんが任期満了まで都知事を務めるか、国政に転身するか、引退するかによって東京のシナリオは大きく変わってくる。維新が大阪で圧倒的な支持を集めて実績をつくり、国政政党としての力を蓄えたように、首都を押さえている都民ファの数的優位は極めて大きいですし、東京都民の支持に加えて関東近県の支持が得られれば、もちろんすぐにではないですが、政権交代可能な勢力にもなり得る。
さらに言えば、東京人の気質です。例えば、維新で大阪を押さえている吉村洋文府知事。彼は地元に張り付いているし、仮に東京に軸足を移したとしても、東京人は大阪人を潜在的に受け入れない。国民民主の玉木さんにしても人気はありますが、元は香川県の人。彼が例えば都知事になって議会を押さえられるかというと、それは無理です。
石丸伸二さんは都知事選での善戦があったので可能性としてゼロではないけれど、その後に自身の政党・再生の道を結成して挑んだ都議選、今回の参院選での全員落選を見ると、有権者の期待値が下がった感じ。政党の人気は常に変化するので今後チャンスはあるかもしれませんが、やはり東京は小池さんが圧倒的に強い。
東京を制するには小池さんくらいの読み上手、駆け引き上手でないと難しいかもしれないですね。
三浦瑠麗(みうら・るり)1980(昭和55)年、神奈川県生まれ。国際政治学者、山猫総合研究所代表。著書に『ひとりになること』『日本の分断』など多数。
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