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記事全文を読む→「春のキャンプじゃないんだから」リチャードを使い続ける巨人・阿部慎之助監督に球界から冷めた声
残り20試合(9月4日現在)となった阿部巨人。リーグ連覇は絶望的となり、クライマックスシリーズ(CS)進出が至上命令となっている。だが、4日のヤクルト戦(岐阜)では1-12の大小田。今季3度目の二桁失点という惨状に「4月(対広島・12失点)、5月(対阪神・10失点)と何も変わらない。その日暮らしのチーム状況だ」(巨人担当記者)と厳しい声が飛ぶ。
そんな中、阿部慎之助監督がこだわり続けるのが、5月にソフトバンクからトレードで獲得したリチャードだ。二軍では5年連続で本塁打王を獲得した実績があるものの、一軍では打率1割台と低迷。それでも阿部監督は「当たった時の打球の魅力は捨てきれない」とスタメン起用を続けているが、4日の試合も3三振に終わった。
ただ、リチャードには他球団も注目していた。あるスカウトは「広角に打球を飛ばせるし、守備も下手ではない」と評価する。しかし巨人でも結果が出ない背景には「ストレートに弱く、確実に仕留められる球種が少なすぎる」(同)という致命的な課題がある。
ソフトバンク時代に“師匠”と慕った山川穂高は「打てないのは技術がないから」と辛辣に切り捨てていたという。移籍後は阿部監督がマンツーマンで試合前に直接指導する場面も日常となったが、球界からは「春のキャンプじゃないんだから」と冷ややかな声も出ている。
それでも阿部監督のリチャード起用は続きそうな気配。チームがCS進出を狙う中、“一発頼み”のギャンブル采配が吉と出るのか、それとも…。
(小田龍司)
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