エンタメ
Posted on 2025年09月23日 19:00

JRネット予約ついに共通化!「やっと動いた」長年の不満が改善へ

2025年09月23日 19:00

 長年「わかりにくい」と批判されてきたJR各社のインターネット予約システムに、ようやく変化の兆しが見えてきた。JR東日本、JR東海、JR西日本、JR九州の4社は共同会見を開き、現在バラバラに運用されている予約サービスを連携させ、2026年度以降に「ログインの共通化」を実現すると発表した。

 現在、JRのネット予約は「えきねっと」(東日本)、「EX予約」(東海)、「e5489」(西日本)、「JR九州インターネット列車予約」の4サイトが独立しており、利用者は区間ごとに異なるアカウントでログインし直さなければならなかった。たとえば、東海道新幹線で名古屋から東京に移動し、そのまま東北新幹線に乗り換えて仙台に向かう場合、従来は「EX予約」と「えきねっと」を別々に操作する必要があった。しかし今後はどちらかにログインすれば、予約を一度に完了できるようになる。

 今回の発表では、まず2026年度中に「EX予約」と「e5489」の間で連携を開始し、その後、4サイト全体での共通ログインが可能になる予定だ。これにより、利用者は他社サイトにログインし直すことなく、シームレスに複数路線の予約ができるようになる。インバウンド観光客を含む幅広い利用者にとって、大きな利便性向上となることは間違いない。

 ただし、今回の改善はあくまで「ログイン共通化」にとどまる。サイトやアプリ自体を統合し、完全に一本化した予約サービスへと進化するには至っていない。

「各社のシステムは独自に長年運用されており、データベースや運賃計算ロジックが異なります。単純に統合するのは困難で、膨大な開発費用と時間が必要になる」(鉄道ジャーナリスト) 

 利用者からは「海外の鉄道予約アプリはワンタップで完結するのに、日本は複雑すぎる」「もういい加減ひとつにまとめてほしい」という声が根強い。実際、国内利用者だけでなく訪日外国人にとっても「システムがわかりにくい」という不満は長年の課題だった。今回の連携は利便性向上に向けた一歩であることは確かだが、多くの人にとっては「やっと動き出した」という印象が否めない。

 鉄道が日本の観光と移動の要である以上、利用者が安心してスムーズに使える予約システムは不可欠だ。今回の改善が「小手先の便利さ」で終わるのか、それとも本格的な統合に向けた布石となるのか。国内外の利用者の視線が注がれている。

(ケン高田)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年01月14日 07:30

    昨年あたりから平成レトロブームを追い風に、空前の「シール」ブームが続いている。かつては子供向け文具の定番だったシールだが、今や「大人が本気で集めるコレクターズアイテム」として存在感を放つ。1980年代から90年代を思わせる配色やモチーフ、ぷ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月19日 07:30

    鉄道などの公共交通機関で通勤する人が、乗車の際に使っている定期券。きっぷを毎回買うよりは当然ながらお得になっているのだが、合法的にもっと安く購入する方法があるのをご存じだろうか。それが「分割定期券」だ。これはA駅からC駅の通勤区間の定期券を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月22日 07:30

    今年も確定申告の季節がやってきた。「面倒だけど、去年と同じやり方で済ませればいい」と考える人は少なくないだろう。しかし、令和7年分(2025年分)の確定申告は、従来の感覚では対応しきれないものになっている。昨年からの税制の見直しにより、内容...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/2/3発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク