スポーツ

清原和博に「新・総合格闘技“巌流島”」が転向オファー!(2)背景には球界に戻れない厳しい現状が…

20140402v

 格闘技ライターが続ける。

「猪木氏はかつて、大麻取締法違反による逮捕で日本相撲協会を解雇された元前頭・若麒麟を引き取ってIGFのリングに上げ、再生させています。清原氏の薬物疑惑のシロ、クロはわからないが、猪木氏なら清原氏を再生できるのではないかとささやかれました」

 このように格闘技にも積極的な「参戦」の意思を示していた清原氏に対し、

「もしテレビ中継されれば清原氏には1興行当たり1000万円のギャラを支払う用意があるようです。さらには、ルールを変更してもかまわないと運営サイドは考えている。清原氏の現役引退の引き金になった膝痛が懸念されますが、それならローキック禁止、あるいは腰から下への打撃禁止、飛びつきの関節技禁止など、全てを“番長仕様”にすればいい。そうまでしても、スター性十分の大物を担ぎ出したいと思っているのです」(格闘技関係者)

 清原氏をよく知る球界関係者はかつて、清原氏のこんな「声」を聞いている。

「本人は『格闘家に転向しても勝てるで』と自信たっぷりでした。総合格闘技なら、マウントポジションで馬乗りになって殴ればいい、と」

 さて、こうした背景には清原氏を取り巻く厳しい現状があることは想像にかたくない。

 昨年2月、ちょびヒゲを生やした浅黒い顔で、白のVネックシャツに白のスーツ、裸足に白黒の革靴という異様ないでたちで巨人の沖縄キャンプを訪問して以降、ほとんど公の場に出てきていない。スポーツ紙デスクが嘆息する。

「昨年12月、親友・佐々木主浩氏の野球殿堂入り祝賀パーティに現れたぐらいでしょう。もちろん野球の現場にも来ていないし、解説もやっていない。ほぼ無収入の状態で、もはや球界の仕事はないありさまです」

 今年2月、清原氏は宮崎でキャンプを行っている5球団を視察しようと試み、各球団に打診。ところが、

「何とか評論家活動を再開しようとしたのですが、どの球団にも『来てもらってもいいですが、報道陣が押し寄せて騒動になりますよ。もしそうなっても制御、対応できないですから』と言われました。暗に『来てくれるな』ということを言いたかったわけです。結局、泣く泣く諦めることになりました。薬物疑惑ももちろんですが、入れ墨が入った人間はダメ、ということですよ」(スポーツライター)

 清原氏の足と肩には立派な龍の入れ墨がある。

 先のスポーツ紙デスクは言う。

「このままほぼ球界追放の身で評論家活動を再開しようともがくよりは、格闘家のほうが金になる。入れ墨は道衣やテーピングで隠せばいい。もし転向したとしても、将来の球界復帰には何の影響もありません」

「巌流島」運営サイドとテレビ局は、あわよくばゴールデンタイムに進出し、

「年末の目玉番組になるようなガチンコ『格闘バラエティ』にしたい」(格闘技関係者)

 と、いきまく。番長の決断が待たれるのだ。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
「野外音楽フェス」参戦の中森明菜が香取慎吾・稲垣吾郎・草彅剛の事務所に「合流」タッグ!
2
楽天・村林一輝の豪華すぎる結婚式に「重要な2人」の姿がなかった理由を詮索してみた
3
これは太川陽介を勝たせるため…「バスvs鉄道対決旅」で鉄道マニアの村井美樹にかけられた「疑惑」
4
太川陽介「元祖バス旅」ついに復活で「新パートナー」は実験的な「日替わり」も…
5
藤浪晋太郎×森友哉「大阪桐蔭バッテリー」が特別対談で激白した「藤浪のノーコン対策」